ミランがトッテナムのタンガンガ獲得に本腰か、ライバルはフォレスト？

写真：Getty Images

ミランがトッテナムのイングランド人DFジャフェット・タンガンガ(23)に関心を示しているようだ。

長らくセンターバックが補強ポイントの一つとなっているミラン。今夏に主力だったイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリが契約満了で退団したことで、その必要性は高まることになった。

当初はリールのオランダ代表DFスヴェン・ボトマン(22)に冬の移籍市場から注目していたが、金銭面でクラブ間の交渉が難航している間にニューカッスルが合意に漕ぎつけ、争奪戦に敗北。フランクフルトのフランス人DFエヴァン・エンディカ(22)や、パリ・サンジェルマンのDFアブドゥ・ディアロ(26)の獲得の噂もあるが、いずれもその域を出ない。

そうした中、イタリア『calciomercato.com』によれば、ミランは候補の一人と報じられていたタンガンガの獲得に本格的に乗り出す模様。買い取りオプション付きのレンタルで獲得を望むミランと、買い取り義務を付帯させたいトッテナムの間に隔たりがあったが、ミラン側はこの膠着状態を打破したいと動いているようだ。

しかし、同メディアは今夏に大型補強を進めるノッティンガム・フォレストがミランに立ちはだかる可能性も指摘。2500万ユーロ(約33億9000万円)の具体的なオファーも提示しているようで、獲得に向ける熱は高いようだ。

タンガンガ本人はミランへの移籍を望んでいるようだが、フォレストが先に合意に達する可能性も低くはない。ミランが争奪戦を制するには、フロントの迅速な動きが必要となりそうだ。