1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

徳島が東京Vに競り勝ち7戦連続ドローストップ! 杉森考起のゴールを自慢の堅守で守り切る【明治安田J2第27節】

超ワールドサッカー / 2022年8月24日 21時6分

明治安田生命J2リーグ第27節延期分の東京ヴェルディvs徳島ヴォルティスが24日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの徳島が0-1で勝利した。

当初、この試合は7月16日に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染が続出した東京Vのトップチーム活動停止に伴い中止に。約1カ月後の開催となった。

プレーオフ圏内浮上を目指す12位の東京Vと14位の徳島によるボトムハーフ同士の一戦は、強い雨が降りしきる中でスタート。

試合の立ち上がりは拮抗した展開となり、開始5分に徳島の杉森考起がボックス左でシュートを放つと、直後の7分には東京Vもショートカウンターからボックス中央で西谷亮が鋭い左足のシュートを放つが、いずれもGKの好守に遭う。

以降、ボール支配率ではほぼ五分も西谷和希、杉森の両ウイングが個人技で違いを見せるアウェイチームが優勢に試合を進めていく。そして、サイドを起点に幾度か際どい場面を作り出した中、前半終了間際にゴールをこじ開ける。

前半アディショナルタイム2分、相手陣内左サイドでのスローインの流れから児玉駿斗がタッチライン際でDFに寄せられながらもヒールパスを杉森に繋ぐ。杉森は細かいフェイントから一瞬のスピードでボックス中央へ切り込むと、GKマテウスの手をはじくパワフルな右足のシュートを突き刺した。

前半終了間際の先制点によって徳島の1点リードで試合は折り返す。東京Vは相手の堅守攻略に向け、ハーフタイム明けに3枚替えを敢行。染野唯月ら攻撃的なカードを切った。

後半も徳島が押し込む状況が続いたが、55分には東京Vにビッグチャンス。右サイドで押し込んだ流れからボックス手前右の馬場晴也が丁寧なダイレクトクロス。これに左サイドバックの加藤蓮が完璧なタイミングでゴール前に飛び出すが、ヘディングシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。

この決定機以降は東京Vが攻勢を強めていくが、徳島も安定した守備とボール保持で主導権を易々と与えず。試合は膠着状態に陥る。

後半半ばを過ぎて東京Vは切り札の阪野豊史を投入。徳島はカカとエウシーニョの投入で[5-3-2]の守備的な布陣にシフト。ホームチームは右サイドの河村慶人の積極的な背後へのランニングからチャンスの糸口を掴む。81分には右サイド深くに抜け出した河村がプルバック。GKが弾いたボールを阪野が冷静にマイナスに落としてボックス中央の染野が左足のシュートに持ち込むが、これは枠の左に外れた。

その後、5分が加えられた後半アディショナルタイムに東京Vは決死のパワープレーを敢行。その流れから河村のボレーシュート、攻撃参加したGKマテウスのボックス内でのシュートで同点ゴールに迫ったが、徳島はGKスアレスのファインセーブ、守備陣の身体を張ったブロックで凌ぎ切った。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、杉森のファインゴールを持ち味の堅守で守り切った徳島が7戦連続ドローをストップする8試合ぶりの勝利を手にした。

東京ヴェルディ 0-1 徳島ヴォルティス
【徳島】
杉森考起(前半45+2)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください