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オランダ代表元同僚対決はジオに軍配! レンジャーズが12季ぶりのGS進出《CL予選》

超ワールドサッカー / 2022年8月25日 6時39分

写真:Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ2ndレグの3試合が24日に行われた。

ファン・ニステルローイ、ファン・ブロンクホルストというオランダ代表の元同僚同士が指揮官として対峙したPSVvsレンジャーズは、。

レンジャーズホームでの初戦を2-2のイーブンで終えた両チームは、本大会出場を懸けた運命の一戦に臨んだ。

試合は入りこそホームのPSVが押し込む展開を作り出すが、時間の経過と共に相手のプレッシャーをうまくかいくぐったアウェイチームが押し返していく。ボックス付近でケントが積極的に足を振り、26分にはボックス付近でティルマンの落としに反応したランドストラムが強烈な右足のシュートを放つが、これは枠の左に外れる。

一方、立ち上がり以降は劣勢を強いられたPSVは、前半終盤にかけて攻勢を強めていく。39分にはセットプレーからサンガレのヘディングシュート、40分過ぎにはいずれもサイドを起点とした攻めからルーク・デ・ヨング、ガクポがボックス内で決定機も、相手GKの好守などに阻まれた。

ゴールレスで折り返した試合は、後半も緊迫感のある攻防が続く。そういった中、ローレンスのクロスバー直撃のミドルシュートでゴールに迫ったレンジャーズが相手のミスを突いて先制に成功する。

60分、GKベニテスから後ろ向きでボールを受けたDFラマーリョにティルマンがハイプレスを仕掛けて相手ボックス内でボール奪取。そして、左でドフリーのチョラクにプレゼントパスを送ると、クロアチア代表FWは難なくゴールへ流し込んだ。

痛恨のミスで2戦合計スコアでの勝ち越しを許したホームチームは、すぐさま攻撃的なカードを切って攻勢を強めていく。74分にはシャビ・シモンズのスルーパスに抜け出したガクポに決定機も、ここは勇敢な飛び出しで間合いを潰した相手GKの好守に阻まれる。

その後はホームサポーターの声援を後押しにPSVが決死の攻勢を仕掛けたが、レンジャーズの堅守を最後までこじ開けることはできず。この結果、ファン・ニステルローイとの元同僚対決を制したファン・ブロンクホルスト率いるレンジャーズが12シーズンぶりのCLグループステージ進出を決めた。

また、各国リーグ王者が対峙したチャンピオンズパスでは、コペンハーゲンとディナモ・ザグレブが本大会出場を決めている。

◆CL予選プレーオフ2ndレグ
▽8/24
PSV(オランダ) 0-1(AGG:2-3) レンジャーズ(スコットランド)
ディナモ・ザグレブ(クロアチア) 4-1(AGG:4-2) ボデ/グリムト(ノルウェー)
トラブゾンスポル(トルコ) 0-0(AGG:1-2) コペンハーゲン(デンマーク)

▽8/23
ベンフィカ(ポルトガル) 3-0(AGG:5-0) ディナモ・キーウ(ウクライナ)
ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) 2-2(AGG:4-5) マッカビ・ハイファ(イスラエル)
ビクトリア・プルゼニ(チェコ) 2-1(AGG:2-1) カラバフ(アゼルバイジャン)

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