両監督がベルナルド・シウバについて語る…チャビ「大好きだ」、ペップ「彼はバルサがすごく好き」

写真：Getty Images

移籍の噂が絶えないポルトガル代表MFベルナルド・シウバに関して、バルセロナのチャビ・エルナンデス監督、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がそれぞれ言及した。スペイン『アス』が伝えた。

ベルナルド・シウバは2017年夏にモナコから加入して以降、グアルディオラ監督の下で主軸としてプレー。2021-22シーズンも公式戦50試合に出場して13ゴール7アシストを記録しており、チームのプレミアリーグ連覇に大きく貢献していた。

今シーズンもここまでプレミアリーグ3試合に出場し1ゴール1アシストを記録。フル出場したニューカスル戦で結果を残すなど、重要な役割を担っている。

そのベルナルド・シウバだが、バルセロナが今夏の獲得を目指しており、それは公然の事実に。24日にALS(筋萎縮性側索硬化症)の研究資金を募ることを目的に実施されたチャリティーマッチで両クラブが対戦したが、試合後にチャビ監督がベルナルド・シウバについて聞かれて、獲得したい選手だと認めた。

「最終的にどうなるか見てみよう。現時点ではこの件に関するニュースはない」

「ベルナルド・シウバが嫌いな人はいないだろう。ペップやシティにとって、とても重要な選手だ。彼は違いを生み出す男だ」

「試合を理解し、ボールを失わず、隠し、届ける。そういう才能のある選手が大好きだ」

「彼は全てを理解している。試合を理解する並外れた能力があり、このレベルの選手は世界でのほとんどいない。ただ、全てシティ次第だ」

一方で、グアルディオラ監督もベルナルド・シウバについて聞かれてコメント。チームにとって重要な選手とする一方で、予てからのスタンスを変えず、選手が望めば移籍は可能だとした。

「『彼のことは忘れてくれ』と言えるような人間ではない。彼は我々の選手であり、我々と一緒にいたい。とても重要な存在だ」

「でも、何度も言うが、私は誰も不幸にしたくはない。残って欲しい。人柄をはじめ、全てにおいて超一流の選手だ。大事な時に成長もする」

「今のところ彼へのオファーはないが、もしオファーが来て、選手が出て行きたいと言ったら、どうなるかはわからない」

「残り、7、8日だ。それは我々にとっても大きな問題だ。でも、そうだな…ベルナルドはバルセロナがすごく好きだ」

ベルナルド・シウバの希望と、あとはバルセロナの条件次第という状況に。ただ、選手登録の問題をいまだに解決しきれていないバルセロナがどう動くのだろうか。