ニコラ・ぺぺのニース移籍が完了！ 買取OPなしのドライローンに

写真：Getty Images

ニースは25日、アーセナルからコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺ(27)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「29」に決定している。

今回の移籍は買い取りオプションなしのドライローンとなり、ペペは大幅な減俸を受け入れつつ、給与の大半をニースが支払うことになるようだ。

2019年夏に7200万ポンド(約116億円)という巨額の移籍金でリールからアーセナル入りしたぺぺ。ここまでは公式戦112試合27ゴール21アシストの数字を残しているが、その移籍金に見合う活躍を披露しているとは言えず。昨季もプレミアリーグのスタメン出場は5試合のみにとどまった。

ミケル・アルテタ監督からの信頼は薄く、今季はここまで一度も出場機会は与えらず、予てより今夏の放出が有力視。さらに、アーセナルでは今夏の移籍市場でウイングのポジションの補強に動いており、ウォルバーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネト、ビジャレアルのスペイン代表FWジェレミ・ピノをリストアップされている。

クラブは本来、完全移籍でのペペ売却を希望していたものの、ここまで買い取り手は見つかっておらず、レンタルでの獲得を希望していたニースのオファーを受け入れるに至った。

なお、ニースは25日、マッカビ・テル・アビブとヨーロッパ・カンファレンスリーグのプレーオフ2ndレグを戦っており、ペペは同試合前にホームサポーターにお披露目されている。