ミランがトナーリと2027年まで契約延長へ 年俸も倍増の4億円に

写真：Getty Images

ミランはイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(22)と契約延長に至ったようだ。

ブレシアの下部組織出身であるトナーリは17歳でプロデビューを飾り、2020年夏にミランへ買取オプション付きのレンタル移籍で加入。公式戦37試合に出場するなど準主力としてプレーすると、昨夏にクラブは買い取りオプションの行使を発表した。背番号｢8｣を着用して臨んだ昨シーズンは完全に主軸に定着すると、公式戦45試合に出場して5ゴール3アシストを記録。ミランの11年ぶりのスクデット獲得に大きく貢献した。

クラブは未来のキャプテン候補でもあるトナーリを高く評価しており、2026年夏までの契約を巡って早くも延長交渉に着手。子供の頃からミラニスタだった選手本人も契約延長を望み、順調に交渉が進められているとされる。

そして、イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランとトナーリは2027年6月までまでの新契約締結で合意に至り、あとはサインを残すのみに。年俸も現在の150万ユーロ(約2億円)から300万ユーロ(約4億円)に倍増となる模様だ。

ミランは今夏にDFフィカヨ・トモリとの契約延長を発表したほか、FWラファエル・レオンとの交渉も進めており、主力維持に向けて精力的に動いている。