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日本が大会史上初の連覇に王手!! 浜野まいかの決勝点でブラジルを退ける《U-20女子W杯》

超ワールドサッカー / 2022年8月26日 13時10分

写真:Getty Images

25日(日本時間26日)、U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)はFIFA U-20女子ワールドカップ(W杯)コスタリカの準決勝でU-20ブラジル女子代表と対戦し、2-1で勝利。2大会連続となる決勝進出を決めた。

大会史上初の連覇を目指す日本と初の決勝進出を狙うブラジル。日本は先発を激闘のフランス戦から天野紗から藤野あおばの1人にとどめ、[3-3-2-2]の布陣で臨んだ。

GKには大場朱羽、最終ラインは右から田畑晴菜、石川璃音、長江伊吹の3枚が並び、ウイングバックは右に杉澤海星、左に小山史乃観が入る。大山愛笑がアンカーを担い、中盤の2列目にはベレーザコンビの藤野と岩﨑心南。2トップは山本柚月と浜野まいかが務めた。

日本にとっては今大会初めての会場となるエスタディオ・ナショナル・デ・コスタリカで、ヤングなでしこは6分に浜野、15分にはCKのサインプレーから大山と、序盤からミドルシュートを狙っていく。

ここまでの4試合を無失点で勝ち上がってきたブラジルは[4-4-2]のコンパクトな陣形で迎え撃つ。トランジションでは日本の素早いリアクションにディレイさせられるも、キープ力に長けた前線のタレントを生かして攻撃の場面を作った。

次第に日本がボールを保持する時間が長くなると、待望の先制点は30分に生まれる。左ポケットを取った岩﨑のクロスがクリアされ、ペナルティアーク付近でこぼれ球を拾った山本が1枚かわして左足のフィニッシュ。シュートはGKの指先を抜けて右隅へ吸い込まれた。

前半の終盤は左CKが直接クロバーをたたくなど、連続したセットプレーを耐える時間となったが、日本はしのぎってリードのまま45分を終える。

だが、後半はハイプレスに転じたブラジルの前に守勢を強いられ、サイドを攻略されてのクロスからあわやの場面を作られると、二次攻撃からボールはボックス手前のクリスのもとへ。藤野がチェックへ向かうも主審と接触して間に合わず、右足を振り抜かれて55分に同点とされた。

直後にはヤヤの反転シュートが左隅を捉えて肝を冷やすが、ゴールカバーに入った杉澤が決死のクリア。シンプルなフィードを軸にするカナリーニャスに対してスペースを探して攻める日本だが、シュートまで持ち込めない。

もどかしい展開が続く中で、日本は終盤に少ないチャンスを生かした。84分、左から入った斜めのパスをボックス手前で山本がキープし、鋭い反転から裏へ柔らかい浮き球を送ると、ボックス左へ抜け出した浜野が距離を詰めたGKを見て右足アウトでのループシュートを沈めた。

再びリードを奪ってからは自慢のパスワークを駆使してマイボールの時間を増やした日本。最後まで集中を切らさず逃げ切りに成功し、2大会連続となる決勝戦進出を決めた。

決勝は現地時間28日(日本時間29日11時K.O.)に開催。前回のフランス大会と同じく、U-20スペイン女子代表と相まみえる。

U-20ブラジル女子代表 1-2 U-20日本女子代表
【U-20ブラジル】
クリス(後10)
【U-20日本】
山本柚月(前30)
浜野まいか(後39)

◆U-20日本女子代表
GK:大場朱羽(ETSU)
DF:田畑晴菜(C大阪堺)、石川璃音(浦和L)、長江伊吹(長野L)
MF:杉澤海星(大宮V)、大山愛笑(メニーナ)[→天野紗(INAC)]、小山史乃観(C大阪堺)、藤野あおば(ベレーザ)、岩﨑心南(ベレーザ)
FW:山本柚月(ベレーザ)、浜野まいか(INAC)

【動画】連覇に向けて決勝進出を喜ぶヤングなでしこの選手たち!

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