ラージョ指揮官、ジエゴ・コスタ復帰の可能性を否定

写真：Getty Images

元スペイン代表FWジエゴ・コスタ(33)の復帰が噂されているラージョ・バジェカーノだが、アンドニ・イラオラ監督が否定した。

ジエゴ・コスタは2020年末に個人的な理由でアトレティコ・マドリーを退団したのち、半年の空白期間を経てアトレチコ・ミネイロに加入。キャリア初の母国凱旋でリーグ戦とカップ戦の二冠に貢献し最高の成績を収めたが、今年1月にそのアトレチコ・ミネイロを退団し、以降はフリーの状態が続いている。

しかし、先月末から古巣であるラージョ復帰の可能性が浮上すると、33歳はスペイン『Cope』の取材で「バジェカス(ラージョのホームスタジアム)に戻っても構わない。そこには友人もいてジレンマはない。自分が何かをしたいか見定めなくてはならない」とコメント。10年ぶりの古巣復帰を仄めかした。

ジエゴ・コスタが「友人」と語るのはクラブのラウル・マルティン会長のことだが、一方でスポーツ・ディレクターのダビド・コビーニョ氏やイラオラ監督は眉をひそめているという情報も。

すると、マジョルカ戦に向けた会見で同監督は、ジエゴ・コスタの噂に関する質問に対し「完全なるフェイクニュースだ。この話は3週間か4週間前に出たものだ。否定するための質問に感謝するよ」と、明確に答えを出した。

これにより、再び振り出しに戻ったジエゴ・コスタの去就問題。本人はスペイン滞在を希望しているが、果たして。