ギャラガー退場のチェルシー、スターリング移籍後初弾含む2発でレスターに辛勝《プレミアリーグ》

写真：Getty Images

チェルシーは27日、プレミアリーグ第4節でレスター・シティをホームに迎え、2-1で逃げ切った。

チェルシーは前節、リーズに0-3と完敗し今季初黒星を喫した。1勝1分け1敗スタートとなった中、退場して出場停止のクリバリに代わってT・チャロバーを起用した。

1分け2敗スタートのレスターに対し、[4-3-3]で臨んだチェルシーは6分、ショートカウンターからスターリングが決定的なシュートを浴びせる。さらに7分にはロフタス＝チークがゴール至近距離からシュートを放つもGKウォードの好守に阻まれた。

良い入りを見せていたチェルシーだったが、28分に退場者を出してしまう。ギャラガーがバーンズを倒したプレーで2枚目のイエローカードを受け退場となった。10人となったチェルシーはギャラガーが務めていたボランチの位置にマウントを下げた。

そして34分にはCKからバーンズにヘディングでネットを揺らされるもGKメンディに対するファウルがあったとして助かる。

ハーフタイムにかけてもピンチが訪れ、44分にはディフェンスライン裏に抜け出したヴァーディに決定的なシュートを許したが枠を外れて助かった。

さらに前半追加タイムのピンチではGKメンディがカスターニュのシュートを好守で凌いで何とかゴールレスで前半を終えた。

すると迎えた後半開始2分、スターリングが移籍後初ゴールを挙げてチェルシーが先制する。ククレジャのパスを受けたボックス手前左のスターリングが右足を振り抜くと、DFに当たってディフレクトしたシュートが大きな弧を描いてゴールに吸い込まれた。

その後もスターリングがゴールに迫ると、63分に2点目。R・ジェームズの右クロスをスターリングが合わせた。

しかし67分、ヴァーディとのワンツーからバーンズにネットを揺らされて1点差とされると、終盤にかけては劣勢に。87分にはA・ペレスのシュートがバーに直撃してひやりとしたが、何とか逃げ切り。勝利を取り戻している。