初先発デ・ケテラエルが先制アシスト、ミランがボローニャに快勝《セリエA》

写真：Getty Images

ミランは27日、セリエA第3節でボローニャをホームに迎え、2-0で快勝した。

前節は堅守アタランタに苦戦を強いられて引き分けどまりとなった王者ミランは、期待の新戦力デ・ケテラエルが初先発となった。

1分け1敗スタートのボローニャに対し、立ち上がりの主導権争いを経て徐々に押し込む展開としたミランは、21分に最初のチャンスを生かして先制する。中盤でデ・ケテラエルがフィフティーフィフティーのボールを奪って持ち上がると、前線左へパス。これを受けたボックス左のレオンがシュートを決めきった。

さらに26分には追加点のチャンス。デ・ケテラエルの浮き球パスを流れの中で上がっていたカルルがボックス左に侵入して受けシュートも、GKスコルプスキにセーブされた。

ハーフタイムにかけても主導権を握ったミランが1点をリードして前半を終えた。

そして迎えた後半、58分に追加点。レオンの浮き球パスに反応したジルーが華麗なバイシクルシュートでネットを揺らした。

余裕のミランはデ・ケテラエルらをベンチに下げていく。終盤にかけては流し気味にプレーしつつ、ボローニャの反撃を許さなかったミランがシャットアウト勝利。白星を取り戻している。