ボローニャに完勝のミラン、指揮官が選手を称える「決して腰を下ろそうとはしなかった」
超ワールドサッカー / 2022年8月28日 16時28分
ミランのステファノ・ピオリ監督がボローニャ戦を振り返った。クラブの公式サイトがコメントを伝えている。
ミランは27日、セリエA第3節でボローニャと対戦。21分にポルトガル代表FWラファエル・レオンのゴールで先制すると、58分にもフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが追加点を決めて2-0。頼れるエース2人がそれぞれ今季初ゴールをマークし、第1節のウディネーゼ戦以来2試合ぶりの勝利を収めた。
ピオリ監督は試合後、今季初のクリーンシートを称え、試合に臨んだ選手たちの姿勢にも賛辞を送った。
「正直なところ、もっとエネルギッシュな試合への入りを期待していたんだが、ボローニャはうまくボールを保持しようとして我々を苦しめた。だが、それに対して我々はラインをコンパクトに保つことができたね」
「ポゼッションにはまだまだ改善の余地がある。それでもチーム全員がしっかりと働き、勝利を収めた。全体での良い守備がこの試合の目標の1つだった。無失点は仕事の成果だ」
「ボローニャDFがボールを持った時は積極的にプレッシャーをかけていた。ここがより機能するようになれば、最終ラインもより機能するようになるだろう。それでも我々は最後まで正しい姿勢でプレーし、決して腰を下ろそうとはしなかった」
また、この一戦で初めてスタメンに名を連ねた新加入のベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエルや、今夏にレンタル移籍から復帰し、途中出場で公式戦デビューを果たしたフランス人MFヤシン・アドリについても言及した。
「彼ら2人について言えることは、ともに頭が良いプレーヤーであり、ここまで順調に来ているということだ。お互いを知ることはフィールドで違いを生み出せるかどうかに関わってくる。どのタイミングでどのチームメイトにパスを出すべきかを知ることは、違いを生み出す重要なポイントだ。今日の2人にはとても満足しているよ」
ホームでボローニャ相手に完勝を収め、暫定ながらも首位に立ったミラン。第4節では昨季の最終節でセリエA優勝を勝ち取った地、マペイ・スタジアムに乗り込み、難敵サッスオーロと対戦する。
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