3試合全てのスコアが1-0に！ 大分、熊本、岡山が白星を挙げる！【明治安田J2第33節】

28日、明治安田生命J2リーグ第33節の3試合が各地で行われた。

上位進出を目指す9位の大分トリニータは、16位のブラウブリッツ秋田とのアウェイゲームに臨んだ。この試合唯一のゴールは3分。大分は右サイドのタッチライン際を駆け上がった井上に最終ラインからロングボールが入ると、ここはボックス外まで飛び出した秋田のGK田中にクリアされる。だが、このクリアが中途半端となり、足元にボールが来たサムエルはワントラップから無人のゴールへ向けて右足を振り抜いた。追加点こそ奪えなかったが、開始早々の1点を守り抜いた大分が0-1で勝利。2試合ぶりの白星を挙げた。

6位のロアッソ熊本はホームに14位の東京ヴェルディを迎えての一戦。43分、上村がボックス左脇でカットインして右足を振り抜き、ファーサイドのネットへと突き刺し先制に成功する。

一方で予期せぬアクシデントも発生。65分、エース高橋が東京Vの守護神マテウスと交錯して負傷。担架で運び出され、土信田との交代を余儀なくされる。それでも東京Vの反撃を凌ぎ切った熊本が1-0で勝利。3試合ぶりの白星となった。

4位のファジアーノ岡山はアウェイで20位のザスパクサツ群馬と対戦。30分に岡山は、相手GK櫛引のミスパスがミッチェル・デュークのもとへ渡ると、デュークは櫛引の位置を確認し、落ち着いて右足シュートをネットに突き刺した。その後は追加点には至らなかったが、ラッキーな一発を守り抜き、0-1で勝利を収めた。

◆第31節
▽8月28日(日)
ブラウブリッツ秋田 0-1 大分トリニータ
ロアッソ熊本 1-0 東京ヴェルディ
ザスパクサツ群馬 0-1 ファジアーノ岡山

▽8月27日(土)
いわてグルージャ盛岡 0-2 アルビレックス新潟
水戸ホーリーホック 0-0 FC琉球
ヴァンフォーレ甲府 2-2 ツエーゲン金沢
ベガルタ仙台 0-2 ジェフユナイテッド千葉
FC町田ゼルビア 0-1 横浜FC
徳島ヴォルティス 2-1 レノファ山口FC

▽未定
大宮アルディージャ vs モンテディオ山形
V・ファーレン長崎 vs 栃木SC