フィオレンティーナにゴールレスドローのナポリ、開幕3連勝ならず《セリエA》

写真：Getty Images

ナポリは28日、セリエA第3節でフィオレンティーナとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。

前節、昇格組モンツァとの格の違いを見せ付けて圧勝とし2連勝スタートとしたナポリは2戦連発としたクワラツヘリアが[4-3-3]の左ウイングで3試合連続スタメンとなった。

1勝1分けスタートのフィオレンティーナに対し、ナポリは互角の攻防で推移する。

18分、ジエリンスキの右クロスにオシムヘンが合わせて牽制したが、24分にはボナヴェントゥーラのミドルでゴールを脅かされる。

そして37分にもピンチを迎え、左サイドからソッティルにカットインシュートでゴールに迫られた。43分にはルーズボールを拾ったゴール前のオシムヘンがネットを揺らすもオフサイドに阻まれ、ほぼ互角の前半は0-0で終了した。

迎えた後半もオープンな展開で立ち上がった中、ナポリは51分に先制のチャンス。左サイドからクワラツヘリアが正確なクロスを上げると、ファーサイドでフリーのロサーノがヘッド。しかしシュートを枠に飛ばせなかった。

その後も互角の展開で推移した中、ナポリはクワラツヘリアに代えて新戦力のラスパドーリを2トップの一角に投入。

どちらにゴールが生まれてもおかしくない状況だった中、終盤の82分にはラスパドーリの左足ミドルでゴールに迫ったナポリだったが、GKゴッリーニの好守に阻まれる。

結局、互いに譲らずゴールレスドロー。勝ち点1を分け合い、ナポリの開幕3連勝はならなかった。