今季開幕からゴールなし…コンテ監督がソン・フンミンを擁護「どの試合にもチャンスはある」

写真：Getty Images

トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、ゴールから遠のいている韓国代表FWソン・フンミンを擁護した。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

昨季は終盤戦に怒涛のペースで得点を重ね、最終的に23ゴールでアジア人選手史上初となるプレミアリーグ得点王に輝いたソン・フンミン。今季も同様の活躍が期待されているが、開幕4戦無敗と好調をキープしているチームとは対照的に、ここまで不発が続いている。

コンテ監督は28日のノッティンガム・フォレスト戦後、ソン・フンミンがここまで思った通りのパフォーマンスを発揮できていないことを認めつつも、その実力や人格への強い信頼を示した。

「ソニーは本当にセンスのある選手だ。彼は非常に賢く、一流の人間で人格者だ。例えば、私が娘のために結婚相手を探さなければならないとしたら、彼のような人間を選ぶ」

「今は得点できないことに苦しんでいるかもしれない。しかし、彼はこの姿勢を貫き、自分を信じなければならない。なぜなら、どの試合にも活躍するチャンスはあるし、いずれ得点もできるからだ。我々は彼を含めチームメイト全員を信頼している」

「ハリー・ケインと同じように、私はこの選手の重要性をよく理解しているつもりだ。彼が得点できないことに少しがっかりしているのは確かだが、問題はない。私にとってソニーの存在は、常に我々のチーム、我々のフットボールおける野心そのものなのだ」