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最下位でJ2降格の磐田、渋谷洋樹監督が退任…8月に就任も立て直せず「大変申し訳ない気持ちでいっぱい」

超ワールドサッカー / 2022年11月6日 18時0分

写真:©︎J.LEAGUE

ジュビロ磐田は6日、渋谷洋樹監督(55)の退任を発表した。

渋谷監督は、大宮アルディージャの下部組織でコーチや監督を歴任し、ヴァンフォーレ甲府でのコーチ経験なども経て、2014年8月から大宮で初めてトップチームの監督に就任した。

ただ、2017年5月に解任され、2018年からはロアッソ熊本の監督、2020年からは再び甲府でヘッドコーチを務め、今シーズンから磐田のヘッドコーチに就任していた。

甲府時代からともに働く伊藤彰監督のアシスタントを務めていたが、チームは成績不振により8月に伊藤監督を解任。後を引き継ぐことになったが、チームの成績は好転することはなく、最下位のままでJ2降格が決定していた。

渋谷監督はクラブを通じてコメントしている。

「契約満了に伴い今シーズンで監督を退任することとなりました。まず初めに、2022年のジュビロ磐田に関わるスポンサー、パートナーの皆様方、クラブスタッフ、育成、普及スタッフの皆様を含め、クラブに関わる全ての方々に支えていただいたことを大変感謝しております」

「昨年、J2優勝、J1に昇格し、今シーズンはJ1でたくさんの勝利をし、上位で戦い続けるというチームの目標を掲げてきました。しかし結果が伴わず、監督交代となってからもJ1残留を目指して一戦一戦全力で戦って参りましたが、降格という厳しい結果となり責任を感じています。皆様の期待に応えられず大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「その苦しい厳しい状況下でも選手、スタッフが一丸となって日々練習に励み、準備を怠らず戦ってくれたことに感謝します」

「また、シーズンを通してなかなか勝利を届けることができない中でも、たくさんの応援をいただき選手の背中を押してもらい、最後まで共に戦い抜いてくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しかありません。これからも引き続きたくさんのご声援の程宜しくお願いいたします」

「伝統、歴史あるジュビロ磐田で監督をし、素晴らしい選手、最高のスタッフと仕事ができたことは私の財産です。ありがとうございました。最後にこれからのジュビロ磐田の発展と躍進を祈っております」

なお、GKコーチの山岸範之氏(55)、フィジカルコーチのフアン・ヌニェス氏(43)、通訳兼フィジカルコーチの濱邉健太氏(34)も退任となる。

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