「このような試合が大きな力に」 リバプールに惜敗のトッテナム、コンテは前を向く

写真：Getty Images

トッテナムのアントニオ・コンテ監督が敗戦もポジティブな反応を示した。クラブ公式サイトが伝えている。

トッテナムは7日に行われたプレミアリーグ第15節でリバプールと対戦。11分に相手FWモハメド・サラーに先制ゴールを許すと、40分にも元イングランド代表DFエリック・ダイアーの不用意なミスから再びサラーに追加点を奪われてしまう。しかし、試合を折り返して徐々に勢いを強めていき、70分にはイングランド代表FWハリー・ケインが反撃の狼煙を上げるゴール。その後も同点を目指して多くのチャンスを作ったが、最後の最後でリバプールの牙城を崩せず、1-2とホームで逃げ切りを許した。

コンテ監督は試合後、低調な内容に終わった前半のパフォーマンスを前向きに振り返った。

「2失点してしまったが、前半はもっとうまくやれるはずだった。選手たちは準備してきたことをやろうとしており、リバプールにプレッシャーをかけ、正しいスタイルで攻撃しようとしていた。ポストにも当たったシュートもあった。試合開始直後の失点は改善しなければならないがね」

「しかし、前半に失望したかと問われれば、答えはそうではない。ドレッシングルームで選手たちにもそう言った。落ち着くこと、そして、同じ姿勢と同じコミットメントを継続しなければならないと伝えた」

また、こういったビッグマッチの経験が今後に向けた大きな糧になると語りつつ、今後に向けた改善を誓った。

「今夜は、本当に良いパフォーマンスだった。選手たちはピッチ上ですべてを出し切り、ファンもその努力を高く評価してくれたと思う」

「ここ数年、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを支配してきたマンチェスター・シティやリバプールのようなチームと、このような試合をできたことは、我々の大きな力になるはずだ」

「もっともっと自分たちを信じなければならない。それこそが我々のやらなければならないステップだ。私はスタッフ、そして選手たちと必死に働いている。今、私がファンの皆さんにお伝えできる唯一の保証はそれだけだ。我々はこのクラブのためにベストを尽くす。ここはベストに相応しいクラブだからだ」