国籍偽装のエクアドル代表DFはW杯出場OK、CASはエクアドル出場権剥奪の控訴を却下も虚偽文書の使用で次の予選から勝ち点3減点
超ワールドサッカー / 2022年11月9日 19時42分
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は8日、選手の国籍偽装問題に揺れていたエクアドル代表だが、カタール・ワールドカップ(W杯)の出場には影響がないことを発表した。
問題となっているのはDFバイロン・カスティージョ(23)。カタールW杯の南米予選で4位フィニッシュしたチームで、8試合に出場していた。
しかし、敗退した国が国籍の問題を指摘。チリサッカー連盟(FFC)とペルーサッカー連盟(FPF)はカスティージョは虚偽の出生証明書、虚偽の年齢を使い、国籍を偽っているという異議申し立てをし、エクアドルのW杯出場権剥奪を求めていた。
国際サッカー連盟(FIFA)はこの異議申し立てに関して却下。エクアドルサッカー連盟(FEF)に問題はないとしたが、FFCとFPFはCASへ控訴。CASは、「控訴を部分的に支持し、2022年9月15日のFIFA規律委員会の決定を破棄しました」とし、FEFへの制裁を発表した。
1つは、「次のW杯予選で勝ち点3の剥奪」とのこと。そしてもう1つは「FEFに対して30日以内に10万スイスフラン(約1480万円)をFIFAに支払う」というものだった。
ただ、これはFIFA規律規定の第22条には違反していないとされ、カスティージョのW杯出場は問題なし。エクアドルが国民と認めていることからも、資格はあるとした。
しかし、虚偽の情報を含む文書を使用したことは問題視しており、パスポートの改ざんに関しての処分を下したという。
カスティージョは過去のインタビューで、自分の書類が偽物であり、1998年にエクアドルのヘネラル・ビジャミル・プラヤで生まれたのではなく、1995年にコロンビアのトゥマコで生まれたことを認めていた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
サッカー女子 カナダの不服申し立てをスポーツ仲裁裁判所が却下 勝ち点ゼロのまま最終戦へ
スポニチアネックス / 2024年7月31日 23時0分
-
カナダの不服申し立て却下 女子サッカー勝ち点剥奪でCAS
共同通信 / 2024年7月31日 21時58分
-
ドローン使用のスパイ問題に揺れるカナダ女子代表、FIFAに対して選手無関係の事件での勝ち点6剥奪を控訴…現在2連勝でベスト8に望み
超ワールドサッカー / 2024年7月30日 12時45分
-
【サッカー女子】ドローン騒動のカナダ 勝ち点はく奪に異議申し立て 処分減なら日本の決勝T進出へ影響も
スポニチアネックス / 2024年7月30日 3時31分
-
エクアドル代表がコパ・アメリカ敗退後に動く…フェリックス・サンチェス監督を解任
超ワールドサッカー / 2024年7月5日 17時50分
ランキング
-
1天心も驚いた「僕とは正反対」五輪スケボー連覇・堀米雄斗の裏の顔「選ばれし人間なんだろう」
スポニチアネックス / 2024年7月31日 11時31分
-
2バスケ日本を襲った疑惑判定、本場・米老舗誌も「非常に疑わしい笛」指摘 八村退場も「開催国に有利」
THE ANSWER / 2024年7月31日 9時33分
-
3阿部詩、号泣敗退を謝罪も...兄・一二三「情けなくなんかない」 SNSでも励ましの言葉が相次ぐ
J-CASTニュース / 2024年7月31日 16時51分
-
4「超かわいそう」ラケット折られた影響大 2回戦で散った卓球世界1位にネット「気の毒すぎる」
スポニチアネックス / 2024年7月31日 18時8分
-
5サッカー男子が3戦全勝で首位通過、決勝トーナメント進出にSNS大喜び…次戦相手に「スペインか」「東京大会のリベンジだ」
読売新聞 / 2024年7月31日 9時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください