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浦和のACL決勝スタジアム問題、芝改修工事のストップは費用の問題で断念…埼スタ開催は日程変更に望みをかける

超ワールドサッカー / 2022年11月10日 10時37分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

浦和レッズは10日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の試合会場に関する経過報告を行った。

今シーズンのACLに出場していた浦和。集中開催となったグループステージと見事に突破すると、埼玉スタジアム2002で8月に集中開催したノックアウトステージを戦った。

ラウンド16でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、準々決勝でBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)を下すと、準決勝は全北現代モータース(韓国)との対戦に。延長戦にもつれ込んだ試合は、敗戦が迫っていた中でキャスパー・ユンカーが値千金の同点ゴールを決めPK戦へ。GK西川周作がPK戦では躍動し、2本をストップ。見事に決勝に駒を進めた。

決勝は2月19日と26日に行われ、浦和のホームゲームは26日の第2戦となる。しかし、そのタイミングで芝の改修工事が行われることが決まっており、埼玉スタジアム2002が使用できないという問題が生じていた。

これまでも経過報告を行う中、浦和は最新情報を更新。ファン・サポーターからも5万8430筆の署名が集まるなどしていたと報告。一方で、クラブの対応が不十分だったことから、ファン・サポーター、埼玉県知事並びに埼玉県、日本サッカー協会(JFA)、および関係各所に混乱と迷惑をかけたことを謝罪した。

その中で、クラブが要望していた芝改修工事について検討。多額の費用が発生することから、断念したことを報告した。

「浦和レッズより提出いたしました要望書に対して埼玉県から回答いただいた内容、および今後の対応についてクラブ内で協議してまいりましたが、芝改修工事の工期変更に要する費用がクラブで負担できる範囲を大幅に超えていること等から、その実現は経営的に不可能であると判断し、芝改修工事の工期変更については大変遺憾ながら断念することを決断いたしました」

埼玉県からの返答では、工期をずらすことなどで生じる損害賠償などを含めて数億円が必要となるとされてきた。

残された道は、アジアサッカー連盟(AFC)に提出している決勝の日程変更を求めているもの。すでに要望書を提出しており、JFA、Jリーグの協力を得ていくという。

なお、日程変更が叶わない場合は、ACL規約(座席数40,000席以上、照明2000LUX等)に則ったスタジアムで、みなさまのおもいがピッチ、そして選手たちに届く、浦和らしい世界に誇れるサポート環境を整えるべく準備を進めるとのこと。開催できるスタジアムが限られてくるため、埼玉県以外のどこで行うのか注目が集まる。

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