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「半年だけ時間をくれ」充実のジャカ、転機となったアルテタ監督との出会いを明かす

超ワールドサッカー / 2022年11月15日 14時26分

写真:Getty Images

アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカがミケル・アルテタ監督との信頼関係を語っている。

プレミアリーグ首位で中断期間を迎えたアーセナルにおいて、中盤の要として存在感を発揮しているジャカ。チームも自身も絶好調というなか、スイス代表のキャプテンとしてカタールW杯に臨む。

スイス『Blick』のインタビューでは、自身の行いから端を発した一部ファンとの確執によってアーセナル退団を考えていたという時期を回想している。

「3年前はひたすらブーイングされていたっけ。あの頃は打ちのめされていたよ。プレーそのものは悪いものではなかったのに、何ひとつ十分ではなかった。とにかく疲れていたよ」

精神的にも追い込まれていたと言うジャカだが、同時期のアルテタ監督就任が転機となって全てが好転し始めたようだ。

「アルテタとの最初の会話で『僕は出て行く』と言った。それに対して彼は、『待ってくれ。君が最高のパフォーマンスを発揮できるよう努めるから、半年だけ時間をくれ』と返し、自らの哲学を僕に授けてくれたのさ」

「彼とならうまくいく。すぐに理解したよ。自分ひとりで何か(アーセナル残留)を決断したのは人生で初めてだったかもね。家族にも、アドバイザーにも相談しなかった。代理人には電話で事後報告したよ!」

また、現在は充実の日々を過ごすものの、将来的な古巣バーゼル復帰を考えているかと問われると、やや消極的ともとれるリアクションを見せ、アーセナルでの現役引退に含みを持たせている。

「難しい質問だ。可能性はもちろんあるだろう。だけど、アーセナルとの契約が2年残っていて、今はとてもハッピーだ。ここで終わらせる自分の姿が想像できる。ロンドンに来て6、7年が経ち、ここが第二の故郷になった」

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