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浦和、岩尾憲の完全移籍移行を発表! 恩師去った来季も「『覚悟』を決めて挑みたい」

超ワールドサッカー / 2022年11月17日 17時10分

写真:©︎J.LEAGUE

浦和レッズは17日、MF岩尾憲(34)の完全移籍移行を発表した。

岩尾は今季から徳島ヴォルティスからのレンタルで浦和入り。恩師のリカルド・ロドリゲス監督を1年遅れて追っての浦和入りとなり、明治安田生命J1リーグで29試合1得点をマークするなど、公式戦43試合に出場した。

来季からリカルド・ロドリゲス監督から指揮官が代わるが、引き続き浦和でプレーする決断を下した岩尾。浦和の公式ウェブサイトを通じて決意を新たにしている。

「浦和レッズに関わる全てのみなさま、あらためまして岩尾 憲です。このたび、完全移籍で浦和レッズに加入することになりました。まず、僕をこれからも必要としてくれたクラブに感謝申し上げます。そして、浦和レッズの一員になれた事を大変光栄に思います」

「この1年間、自分の目でみて、自分の耳で聞き、自分の心で感じたことを来年に生かせるように、プレーヤーとして、また1人の人間として、日々精進していきたいと思います。先日、阿部勇樹さんの『僕はつなぐ』の著書を読ませていただきました」

「その中で、このクラブには生かしていかなければならない思いや歴史があると強く感じました。その思いを結果として結びつける為に必要なことは、日々どうしたら優勝できるのか、真剣に考え、考え抜き、覚悟を決め、実行することであると書かれていました」

「身を粉にして向き合ってきた人の言葉には重さと熱があると僕は思います。僕にとって簡単な道ではありません。でもやろうとしなければ一生できない。僕はまだまだ未熟でスペシャルな選手ではないですが、この1年『覚悟』を決めて挑みたいと思います」

「一緒に闘いましょう!! We are REDS!」

一方で、徳島を通じては「徳島ヴォルティスに関わる全ての皆様、こんにちは。岩尾憲です。このたび、浦和レッズへ完全移籍で加入することになりました」と別れの挨拶をした。

「まずはじめに、岸田社長をはじめ、岡田強化本部長、スポンサー並びに株主の皆様、本当にありがとうございました。僕に6年もの時間を与えていただいたことに、心から感謝申し上げます」

「徳島で喜んだ事、徳島で怒った事、徳島で挫折した事、徳島で泣いた事、徳島で笑った事、徳島で出会った人、徳島で食べた物、徳島でのその全てが、その一瞬一瞬が、僕の人生の宝物です」

「そしてキャプテンとして『東京で待ってます』と大口を叩いた2017年。
あれから良い時も悪い時も、サポーター団体のBLUVEZを中心に僕を支え続けてくれた全てのファン・サポーターの皆様、素晴らしい時間と空間を作ってもらえて僕は幸せです!本当にありがとうございました!!」

「またいつか、お互いの挑戦の途中なのか、お互い挑戦を終えた後なのかわかりませんが、未来で会える事を願って挨拶とさせていただきます。Love Vortis!!」

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