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フランクフルトが次代のアメリカ担う逸材MFを獲得! 実兄はリーズで活躍

超ワールドサッカー / 2022年11月18日 7時30分

写真:Getty Images

フランクフルトは17日、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のフィラデルフィア・ユニオンからU-20アメリカ代表MFパクステン・アーロンソン(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「30」に決定。契約期間は2027年6月30日までの4年半となる。

アーロンソンはリーズ・ユナイテッドでプレーするアメリカ代表MFブレンデン・アーロンソンの実弟。その兄と同様にトップ下やサイドを主戦場とする攻撃的MFは、圧倒的なボールスキル、視野の広さを生かしたラストパス、得点力を兼ね備えた万能型だ。

2021年5月のトップチームデビュー以降は公式戦41試合4ゴールを記録。また、フル代表デビューは果たしていないが、今年6月のU-20北中米カリブ海選手権で7ゴールを決めて得点王となり、MVPにも輝いた実績を持つ。

かつて兄も在籍したレッドブル・ザルツブルクらの関心もあった注目株だが、アメリカ人記者のトム・ボガート氏によると、基本移籍金400万ドル(約5億6000万円)+ボーナス、将来のリセール時の数%譲渡という条件で、昨季のヨーロッパリーグ王者が争奪戦を制する形になった。

フランクフルトでスポーツディレクターを務めるマルクス・クレシェは、一部で日本代表MF鎌田大地の後継者とも伝えられる逸材の獲得に満足感を示す。

「パクステン・アーロンソンという非常に人気があり、才能のあるプレーヤーと契約できた。彼は将来的に我々の攻撃にさらなる柔軟性を与えてくれるだろう」

「我々には彼のための明確な計画があり、慎重に育てたいと思っている。パクステンが新しい環境に慣れ、可能な限り最善の方法で成長するために必要なすべての時間を与える」

【動画】アメリカの逸材がフランクフルト加入

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