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宮崎が退任発表の髙﨑康嗣監督、急逝の工藤壮人に言及「彼を覚えておいてください」

超ワールドサッカー / 2022年11月24日 11時41分

写真:©︎J.LEAGUE

テゲバジャーロ宮崎は24日、髙﨑康嗣監督(52)の退任を発表した。

髙﨑監督はこれまで土浦第一高校や筑波大学、東京大学でコーチを務め、2002年からは川崎フロンターレでコーチ業を歴任。同クラブでは地域・コーディネーターやスクール普及事業グループコーチも務めた。

その後、いわてグルージャ盛岡のヘッドコーチや専修大学の指揮官、新潟医療福祉大学のコーチを経て、今シーズンから宮崎の監督に就任。自身にとって初のJリーグクラブでの指揮となった。

今シーズンの明治安田生命J3リーグでは序盤こそ7連敗を喫すなど苦しい時期が続いたが、終盤に流れを掴むと7試合無敗を記録。12勝10分け12敗の9位でシーズンを終えた。

就任からわずか1年でチームを去ることになった髙﨑監督は、悔しさを滲ませつつもサポートへの感謝や、10月に急逝した元日本代表FW工藤壮人への想いを口にしている。

「このたび、契約満了に伴いテゲバジャーロ宮崎を離れることになりました。就任して1年間、テゲバジャーロ宮崎を支え、応援してくださっているファン・サポーターの皆様、クラブ関係者の皆様、スポンサー企業の皆様、そしてテゲバファミリーの皆様、選手・スタッフのみんな、2022年シーズンも共に戦っていただきありがとうございました」

「今期の目標である3位以内を達成するべく、超攻撃的にいくために、強く逞しくそして上手くすることを掲げて成長させ、勝利をお届けするために、ここまで努力を重ねて参りましたが、9位という目標とは違う結果になってしまいました」

「選手たちは懸命に走り、身体を張り、成長しようと、勝とうと努力を続けたにも関わらず、多くの勝利をお届けできなかったのは、監督である私の力不足によるものです。そんな中、10試合勝ちがなくても、いつもどんな時もチームと選手を押し上げ、一緒に前進しようとサポートして頂いた皆様には、とても深く感謝しています」

「天皇杯予選を含め35試合、いつも試合前にサポーターの皆様に挨拶をさせて頂きました。どんな状況でも暖かく迎えて笑顔のチャントで後押ししていただき感謝しています。どれだけの力になったかは計り知れません。初めて声出しのチャントを聞いた時は感動しました。志半ばでチームを去ることは残念です」

「それでも皆様にお願いです。一つは、工藤壮人がいたことを覚えておいてください。チームが苦しい状況でも、常に前向きに仲間やチームのことを考えて行動してくれた男が在籍してくれたことを。チームは、彼が残したものをより一層精進し、進化させてくれます」

「もう一つは、新たな2023シーズン、皆様の力強い、熱い、心のこもった援軍が必要です。是非、ユニスタに足を運んでください。皆様の声援が選手たちを確実に後押ししています。選手たちは、最後の1分1秒まで走り抜きます。そして皆様に笑顔と元気を届けます。繰り返しになりますが、是非、多くの方の声援を宜しくお願い致します」

「最後になりますが、来年からはどこにいてもいつも応援しています。テゲバジャーロ宮崎のこれからの発展を心から祈っております。一年間本当にありがとうございました」

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