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UEFAが役員総退陣のユベントスに対する調査開始! UEFA主催大会締め出しなどの処分の可能性…

超ワールドサッカー / 2022年12月2日 6時30分

写真:Getty Images

欧州サッカー連盟(UEFA)の独立財務管理委員会(CFCB FC)は1日、クラブライセンスおよびファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規則の違反の可能性について、ユベントスに対する正式な調査を開始した。

ここ数年のチーム成績が落ち込むなか、選手との契約や移籍などで虚偽会計や、不正なキャピタルゲインが疑われ、トリノ検察の調査対象に挙がっていたユベントス。そんな中、アンドレア・アニェッリ会長をはじめとする、パベル・ネドベド副会長ら役員の総辞職がアナウンスされ、暗に不正を認める格好となった。

今後の捜査次第ではイタリア国内での高額な罰金や強制降格の可能性まで伝えられるユベントスだが、今回はUEFAによる調査の開始が発表された。

CFCB FCの調査は、イタリア企業取引委員会(CONSOB)とトリノの検察官が主導した手続きの結果として最近公表された金融違反の疑いに焦点を当てている。

CFCB FCは2022年8月23日、ユベントスと和解契約を締結。この和解契約は、2018年、2019年、2020年、2021年、2022年に終了する会計年度に関して、クラブが以前に提出した財務情報に基づいて締結されたものだった。

だが、前述のイタリア国内での調査の結果、クラブの財務状況が、和解合意が締結された時点でCFCB FCによって評価されたものと大幅に異なる場合、または新しい実質的な事実が発生、または判明した場合、CFCB FCは、和解契約を終了し、適切と思われる法的措置を講じ、該当するUEFAのCFCB手続き規則に従って懲戒処分を課す権利を留保する。

なお、CFCB FCは各国当局に協力し、調査が進行中の間、この問題についてこれ以上コメントすることはないという。

仮に、今回のCFCB FCの調査によって問題が発覚した場合、ユベントスにはチャンピオンズリーグなどのUEFA主催コンペティションからの一定期間の締め出しや高額な罰金が科される見込みだ。

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