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W杯終戦のスペイン代表、成功者ゼロのPK戦が不名誉記録も呼び込む

超ワールドサッカー / 2022年12月7日 12時30分

写真:Getty Images

カタール・ワールドカップ(W杯)で失意のベスト16敗退に終わったスペイン代表だが、不名誉な記録も打ち立てての終戦になったようだ。

グループEを日本代表に次ぐ2位で突破したスペインは6日にモロッコ代表と対戦。延長戦を含め、あとひと押しが足らない展開が続いてPK戦に入ると、一番手からまさかの3連続失敗で敗退が決まった。

今大会で台風の目となるモロッコの引き立て役に成り下がってしまったスペインだが、データ分析会社『Opta』によると、W杯でのPK戦成績はこれで1勝4敗に。この負け数は大会最多の新記録だという。

そんなスペインだが、PK戦で誰一人として成功者がいなかったのも2006年大会のスイス代表に続く2カ国目に。2大会連続のベスト16敗退という結果とともに、残念なカタール大会となってしまった。

なお、W杯でのPK戦数はアルゼンチン代表とともに最多。失意に沈むルイス・エンリケ監督は試合後、PK戦について「PKキッカーの最初の3人は私がチョイスした」と説明している。

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