広島が秋田守護神の田中雄大を獲得、J1初挑戦に

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サンフレッチェ広島は9日、ブラウブリッツ秋田からGK田中雄大(27)の完全移籍加入を発表した。

田中は青森山田高校卒で、2018年に桐蔭横浜大学からSC相模原に入団。2020年から秋田に加わって、初年度から守護神を務める。

移籍3年目の今季は控えに回る試合もあったが、明治安田生命J2リーグ33試合に出場。来季から広島でJ1初挑戦を果たすことが決まった。

新天地を通じて「このたび、ブラウブリッツ秋田から加入させていただくことになりました。田中雄大です」と挨拶とともに意気込みを語った。

「サンフレッチェ広島の選手として戦える機会をいただき、感謝しています。広島の為に、全身全霊で戦います。よろしくお願いいたします」

一方、秋田の公式サイトを通じてはクラブでの3年間を振り返り、移籍の決断とともに別れの挨拶をしている。

「ブラウブリッツ秋田に関わる全ての皆様、いつも多大なるご支援、ご声援いただき、ありがとうございます。この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。秋田での3年間がなければ、今の自分はありません」

「監督、キーパーコーチ、チームスタッフ、スポンサー様、ボランティアスタッフの皆様、飲食店や、温泉施設の皆様、そして、ファン・サポーターの皆様、名前を出したらキリがないほど、お世話になった方々が沢山います。老若男女問わず、皆様からいつも大きな愛をいただきました。関わらせていただいた全ての皆様に、本当に感謝しています」

「今回の決断は、一人のサッカー選手として挑戦すべきと考えた結果です。ここからが正念場と覚悟を決め、秋田で学んだことを大切にし、より一層頑張ります。自分は本当に秋田が、秋田の皆様が大好きです。3年間、本当にありがとうございました。ブラウブリッツ秋田、秋田県、最高です」