韓国代表DFキム・ミンジェの残留を信じたいナポリ指揮官「この街から離れられないはず」

写真：Getty Images

にわかに人気が高まっているナポリの韓国代表DFキム・ミンジェ(26)だが、ルチアーノ・スパレッティ監督は残留を信じているようだ。

韓国の全北現代モータースや中国の北京国安を渡り歩き、直近ではフェネルバフチェでプレーしていたキム・ミンジェは、今年の夏にナポリに加入。チェルシーへ移籍したカリドゥ・クリバリの後釜として期待がかけられた。

セリエAデビュー戦から先発出場となった26歳は、その期待を上回るパフォーマンスでクリバリの抜けた穴を補い、ここまで公式戦わずか1敗という驚異的な戦績を残すチームを最終ラインから支えている。

さらに、今回のカタール・ワールドカップでグループステージ突破を果たした韓国代表でも評価を高め、ビッグクラブからの視線がより集まることに。だが、スパレッティ監督はナポリの街としての魅力が韓国代表DFを引き止めてくれると願っているようだ。

「歴史的にタイトルが多くても、情熱がそれほどでもないクラブというのもあるものだ。ナポリ人の情熱に触れると、プレミアリーグなどのビッグリーグのクラブとさえも比較することが難しくなる」

「彼はナポリを去ることはできないと思う。この街にとても馴染んでいるし、彼にとって正しい場所にいるように思える」

なお、ナポリとキム・ミンジェの契約は2025年まで。市場価値も右肩上がりとなっている。