ネイマールがサポーターに改めて感謝を綴る｢サポートしてくれた人たちの声を聞いて苦痛が少しは和らいだ｣

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが、今後について自身のインスタグラムで現在の心境を綴った。

ブラジル代表は9日、カタール・ワールドカップ準々決勝でクロアチア代表と対戦。延長戦にネイマールがゴールを挙げて先制し、勝利目前かと思われたが、FWペトコビッチにゴールを許してPK戦へ。そのPK戦で敗れ、痛恨の敗退となってしまった。

試合翌日に自身のインスタグラムで心痛に想いを告白し、代表引退も囁かれていたネイマールは11日に改めてインスタグラムを更新。今大会を開催したカタールと、ブラジルサポーターに改めて感謝を述べた。

｢ブラジルの地で…今回の敗戦はいまだに大きな傷を残している。あと少し、あと少しだったんだ。幸か不幸か、僕はまだ負けることに慣れていないんだ。敗戦は僕を強くしてくれるけど、ダメージが大きすぎて、いまだに慣れないんだ。だけど前に進まなければならない。人生は傷ついて、その傷が癒えるのに時間がかかっても、前に進まなければならない｣

｢あらためて、ブラジルの人たちのサポートと愛情に感謝したい。僕たちを最後までサポートしてくれた人たちの声を聞いて苦痛が少しは和らいだよ。また、カタールの皆さんには、本当に感謝しています。あのカップは美しく、ブラジルのものであるべきだったが、神の運命によって、そうならなかった｣

｢次に進もう…今はスイッチを切り、家族や友人との間を楽しみ、エネルギーを充電する時だ。この敗戦を受け入れることは非常に難しいだろうし、とても辛いのだから｣