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大宮がユース出身の甲府DF浦上仁騎を完全移籍で獲得「歴史を創りたい」

超ワールドサッカー / 2022年12月13日 15時33分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

大宮アルディージャは13日、ヴァンフォーレ甲府のDF浦上仁騎(26)を完全移籍で獲得することを発表した。

浦上は茨城県出身で、大宮の下部組織育ち。ジュニアユース、ユースと昇格し、東洋大学を経て2019年にAC長野パルセイロへと入団した。

2021年から甲府でプレーし、主力のCBとしてJ2通算75試合に出場し2得点。今シーズンはJ2で42試合、天皇杯で4試合に出場し、見事に天皇杯優勝を果たしていた。

ユース以来の古巣復帰となる浦上は両クラブを通じてコメントしている。

◆大宮アルディージャ
「ヴァンフォーレ甲府から加入することになりました、浦上仁騎です。大宮アルディージャをJ1に昇格させるために、強い覚悟をもってこの決断をしました。あの素晴らしいNACK5スタジアム大宮に立てると思うと、今から興奮が止まりません。このクラブのために、このエンブレムを背負うからにはすべてをかけて闘います」

「強く逞しく、たくさんの人に夢や希望を与えられるような選手に、そしてこのクラブと共に成長していきたいと思います」

「シーズンを通して様々な状況が待ち受けていると思います。どんな時もサポーターの力は必ず必要です。シーズンが終わる時に大宮アルディージャにかかわるすべての方々と喜び合い、そして歴史を創りたいと思っています。『雑草魂』で直向きに頑張ります。共に闘いましょう。よろしくお願いします」

◆ヴァンフォーレ甲府
「リリースの通り、大宮アルディージャに移籍することを決断しました。ヴァンフォーレ甲府に加入してから二年間、沢山の経験をさせてもらいました。加入した一年目はあと一歩のところでJ1昇格を逃しとても悔しい思いをして、今シーズンは何としてもJ1昇格を掴み取るという強い気持ちでスタートしたシーズンでしたが、プレーオフにも入る事が出来ず自分の力のなさ、不甲斐なさ、厳しい現実を味わいました。しかし天皇杯という歴史があり名誉ある大会で優勝できた事は僕の人生の宝物です」

「この二年間、信じて試合に使ってくれた伊藤彰前監督、吉田達磨監督。個人練習に付き合ってくれたコーチングスタッフ。最高の準備を常にしてくれたチームスタッフ。素晴らしいチームメイト。そしてどんな時も共に闘ってくれたサポーターの皆さんには本当に感謝しかありません」

「山梨での生活も充実感に溢れていました。この地で得たたくさんの出会いに感謝し、新しい場所でも「雑草魂」で直向きに頑張りたいと思います。本当に二年間ありがとうございました」


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