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湘南を支えた水谷尚人代表取締役社長が退任、就任後チームはカップタイトル獲得、J1定着を果たす

超ワールドサッカー / 2022年12月13日 21時20分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

湘南ベルマーレは13日、代表取締役社長の水谷尚人氏(55)が12月31日をもって退任することを発表した。

なお、2023年1月31日付で、Jリーグのカテゴリーダイレクターに就任することとなる。後任は未定。

水谷氏は、早稲田大学を卒業後リクルートに入社。その後日本サッカー協会(JFA)に入局する。

2002年に湘南の強化部長に就任すると、2010年に取締役に就任。2015年12月27日から代表取締役社長を務めていた。

7年にわたりチームを支え、残留争いを毎年繰り返す苦しいシーズンを過ごしているものの、チームはJ1に定着。2018年にはYBCルヴァンカップの決勝で横浜F・マリノスを下して優勝。チームはベルマーレ平塚時代の1994年に優勝した天皇杯以来のメジャータイトル獲得を果たしていた。

水谷氏はクラブを通じてコメント。強化部長に就任してから20年間携わったベルマーレへの思いを明かした。

「いつも熱い温かいご支援、ご声援をいただき、ありがとうございます。2022シーズンも無事に終えることができ、重ねて御礼申し上げます」

「私事となりますが、この12月末をもちまして、株式会社湘南ベルマーレ代表取締役社長を退任いたします。ベルマーレに関わってから20年、社長として7年になりますが、どんな時も叱咤激励いただき、一緒に前へ歩んでいただいた皆さまに心より御礼申し上げます」

「1月からは、Jリーグに新設されるカテゴリーダイレクターとして活動してまいります。クラブとリーグのコミュニケーションを図る役目を担うこととなりますが、ベルマーレで経験したこと、学んだことを活かし、スポーツを通じて、日本の各地に明るく面白い空間が創造されるように努めてまいります」

「このたびの決断に至るまでは、いろいろと考えましたが、あらためてクラブを見た時に、皆さまに支えられながら、クラブが着実に成長していることを感じます。そしてクラブに関わるみなそれぞれが自らの足で前へ歩めるようになってきていることを感じ、今回の決断に至りました。そんな仲間たちと働けたことを誇りに思いますし、温かく見守っていただいている皆さまには感謝しかありません」

「30年を迎えたJリーグは、変化の時を迎えているように感じます。その中で、少しでも力になれるのであればと思っています。Jリーグは2023シーズンより60クラブとなります。試合では鎬を削るライバルとなりますが、それぞれはリーグ戦を構成する仲間だと私は考えています。切磋琢磨しながら、刺激し合って仲間として発展していくことが求められていると思います。リーグはクラブで構成されていて、クラブの発展がリーグの発展であると考え、明るく取り組んでまいります」

「本当に充実した20年でした。ありがとうございました。今後とも湘南ベルマーレ、Jリーグのことをよろしくお願い申し上げます」

また、代表取締役会長の眞壁潔氏もコメントしている。

「2002年日韓ワールドカップ開催後にベルマーレの強化部長に就任してもらいました。20年間にわたり地域に愛される強いクラブづくりに献身的に走り回り今日の湘南があります」

「彼がいつも語っていた「上でも下でもなく、外でも中でもなく仲間じゃないですか」という言葉の重さを30年を迎えるクラブの柱にしっかり刻み込み進んでいく所存です」

「日本サッカーの発展に寄与したいという想いに敬意を表し、感謝とますますの活躍を祈念し送り出したいと思います」


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