「この素晴らしい瞬間を楽しまなければ」自身2度目のW杯決勝に臨むメッシ、36年ぶりの世界一へ「誰にも譲るつもりはない」

写真：Getty Images

アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシが、クロアチア代表戦を振り返った。アルゼンチン『TyC Sports』が伝えた。

13日、カタール・ワールドカップ(W杯)準決勝でアルゼンチンはクロアチアと対戦した。

1986年のメキシコ大会以来、36年ぶりの優勝を目指すアルゼンチンと、2大会連続決勝を目指し初優勝を目指すクロアチアの一戦。試合はスローペースで入る中、アルゼンチンは一瞬の隙を突いてPKを獲得。これをメッシが決めて先制する。さらにその5分後には、カウンターからフリアン・アルバレスがネットを揺らし追加点を奪う。

完全に主導権を握ったアルゼンチンに対し、クロアチアは予想外の展開で普段とは違う振る舞いに。しかし、試合を好転させられずにいると、69分にはメッシのドリブル突破から最後はアルバレスに2点目を決められて勝負あり。アルゼンチンが3-0で勝利を収め、決勝に駒を進めた。

2014年のブラジル大会以来、2大会ぶりに決勝へと駒を進めたアルゼンチン。メッシは、試合後のインタビューでコメントした。

「色々なことが頭をよぎる。全てがとてもエキサイティングだ。ここにいるみんな、家族…W杯を通じて僕たちが経験したことは信じられないようなことだ。最後の勝負に挑む。それは、僕たちが望んでいたものだ」

「僕は期間中楽しんでいるよ。敗戦からスタートしたものの、それを超えて、W杯を楽しんでいる」

「僕たちは信じていたし、みんなには信じるように頼んでいた。僕たちは自分たちが何であるかを知っている。このグループはクレイジーだ。再びアルゼンチンが、世界の大会で決勝に出場する。全てを楽しんでもらいたい」

また、決勝に向けても意気込みを語り、ここまで残してきた結果を称えながら、最後は楽しんで終えたいとした。

「僕たちはこれを達成できると思っていた。僕たちはとても自信を持っている。優勝候補のトップではないことはわかっていたけど、誰にも譲るつもりはなかった」

「やってきたことは全て、試合ごとに自分たちの良さを出すことだった」

「僕たちは自信を持っている。フットボールではやるか、やられるか。勝負を分けるのはディテールだ。でも、このメンバーでベストを尽くすということは、常に明確だった」

「楽しもう。このW杯で僕たちがやってきたことは尋常じゃないことだ。決勝でベストを尽くし、勝つために全てを投げ出すつもりだ。今は、この素晴らしい瞬間を楽しまなければいけない」

【動画】メッシが勝利へ導くPKを豪快に決める！

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— 超ワールドサッカー (@ultrasoccer) December 13, 2022

【動画】メッシの圧巻の突破から、アルゼンチンがダメ押しゴール！

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