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ジャンルカ・ヴィアッリ氏が健康上の問題でイタリア代表での職務を一時中断…昨年にがん再発を告白

超ワールドサッカー / 2022年12月14日 22時44分

写真:Getty Images

元イタリア代表FWのジャンルカ・ヴィアッリ氏(58)が、健康上の問題を理由にイタリア代表での仕事を一時的に中断することを決断した。

現役時代にサンプドリアやユベントス、チェルシーで活躍した生粋のストライカーだったヴィアッリ氏。現役引退後はイタリア、イングランドの両国でコメンテーターを務め、2019年10月からサンプドリアの元チームメイトである親友のロベルト・マンチーニ監督の誘いを受け、アッズーリのスタッフを務めてきた。

ただ、ヴィアッリ氏は2017年に膵臓がんと診断され、2018年11月に完治が発表されたものの、2021年12月にがんが再発して2度目の闘病が自身の口から明かされていた。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ヴィアッリ氏は医師からのアドバイスによって治療に専念するため、イタリア代表での職務を辞する意向をイタリアサッカー連盟(FIGC)に伝えたという。

同氏は今回の決断を受け、以下のような説明を行っている。

「腫瘍学者の素晴らしいチームとの長く困難な「交渉」の終わりに、私は現在および将来の専門的コミットメントを一時的に停止することを決定しました」

「その目的は、私の身体が病気のこの段階を克服するのを助けるためにすべての精神物理的エネルギーを使用することです」

また、ヴィアッリ氏の申し出を受け入れたFIGCのガブリエレ・グラヴィナ会長は、同氏への全面的なサポートを表明すると共にアッズーリ帰還を願っている。

「ジャンルカはイタリア代表チームの絶対的な主役であり、将来もそうなるはずだ。彼の精神の並外れた強さ、アッズーリ、そしてFIGCファミリー全員の愛情のおかげで、彼がすぐに戻ってくると確信している。我々はピッチの内外においてひとつのチームであり、彼は我々一人一人を頼りにすることができる」

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