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モロッコ代表指揮官「すべてを出し切った」 史上初の決勝進出ならずもチームに誇り

超ワールドサッカー / 2022年12月15日 13時1分

写真:Getty Images

モロッコ代表のワリド・レグラギ監督がチームを誇った。イギリス『BBC』が伝えている。

モロッコは14日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)準決勝でフランス代表と対戦。開始早々に失点を許す苦しい立ち上がりから、DFジャワド・エル・ヤミークの豪快なオーバーヘッドで迫ったりと反撃に転じたが、79分に失点を許して0-2で敗れた。

初のW杯決勝進出とはならなかったモロッコだが、試合後のレグラギ監督はアフリカ勢初のベスト4を成し遂げたチームを誇った。

「我々はすべてを出し切った。相手に問題を起こせたと思うし、それはかなりの成果だろう。選手たちはチームのイメージを変えてくれた。自分たちのクオリティの高さをアピールし、歴史を塗り替えようとしてくれたのだ」

「奇跡では、W杯を勝つことはできない。我々には必要なのは努力のみであり、今後もそれを続けていきたい」

「我々は自分たちが大きな成果を挙げたことを実感しているよ。メディアやテレビ、SNSに掲載された写真を見て、みんなが我々を誇りに思ってくれていると知った」

「まだまだモロッコ人たちの夢を守りたかったから、この結果は残念だね。もっと上を目指せると思っていた。だが、こうした細かいところの差で、真のチャンピオンは勝っていくのだろう」

「我々は、自国やアフリカのフットボールのイメージを良いものにできたと思う。チームは大陸を代表して戦っていたのだ。人々は今までも常に我々を尊敬してくれていたが、これからはもっと尊敬されるかもしれないね」

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