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徳島が松本MF外山凌を完全移籍で獲得「共にJ1に行きましょう!」

超ワールドサッカー / 2022年12月19日 12時25分

写真:©︎J.LEAGUE

徳島ヴォルティスは19日、松本山雅FCのMF外山凌(28)を完全移籍で獲得することを発表した。

外山は東京ヴェルディの下部組織出身で、ジュニア、ジュニアユースと昇格。その後、前橋育英高校、阪南大学へと進学した。

2017年に水戸ホーリーホックに入団すると、ブラウブリッツ秋田への期限付き移籍を経験。2021年から松本でプレーしていた。

今シーズンは明治安田生命J3リーグで30試合6得点、天皇杯で1試合に出場した。通算ではJ2で115試合4得点、J3で44試合9得点、天皇杯で6試合に出場していた。

外山は両クラブを通じてコメントしている。

◆徳島ヴォルティス
「松本山雅FCから移籍してきました、外山凌です。J1昇格のために自分が持っている全てを出し、毎日成長したいと思います!共にJ1に行きましょう!」

◆松本山雅FC
「このたび、徳島ヴォルティスに移籍することになりました。2年前、Jリーグ屈指の熱狂的なサポーターの前でプレーしてJ1昇格をしたいという思いで山雅に入りました」

「ですが、真逆のJ3降格ということになり、今年は最低でもJ2昇格と強い覚悟で挑んだシーズンでしたが、その最低条件もクリアできない結果となり、2年間試合に出続けた身としては本当に申し訳なく不甲斐なく思います」

「この松本という街に山雅のサッカーは深く根付いていて、どこに行っても声をかけていただいて、試合に負けても降格しても応援している、期待している、頑張れ、と温かい言葉を言われました」

「本当に山雅がファン・サポーターの生活に影響していると強く感じ、そんな環境でプレーできたことは感謝しかありません」

「どんなに遠くのアウェイでもスタジアムをジャックし、僕らの背中には常に大勢のサポーターがいたことが、とても心強く、誇りでした」

「当然山雅と共に上に行きたいという思いもありましたが、年齢や自分の目標を考えた時に今回の移籍を決断しました。移籍しても山雅で学んだ最後まで諦めない姿勢、走りきる姿勢、山雅の流儀を大事に選手として成長したいと思います」

「最後になりますが、常に自主練も最後まで見てくれて一緒にクロスの練習もたくさんしていただき、試合に使い続けてくれた名波さん、ありがとうございました。そして選手が気持ちよくプレーできるように尽力してくれたコーチングスタッフ皆さん、松本山雅FCに関わる全ての皆さんに、本当に感謝しています。2年間本当にありがとうございました!また会いましょう!」


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