首位ナポリ、33年ぶりスクデットへ... ラスパドーリは自信「ストレスないよ」

写真：Getty Images

ナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリが、スクデット獲得に自信をのぞかせた。

ラスパドーリは今夏にサッスオーロからナポリへ移籍も、チームへのフィットに時間がかかり、セリエAで1得点どまり。だが、チャンピオンズリーグ(CL)では5試合4得点2アシストの大活躍を見せ、ラウンド16進出の立役者となった。

今季のナポリは中断期間までにセリエAで首位に立ち、英雄ディエゴ・マラドーナを擁した時代以来33年ぶりとなるスクデットに大きな期待が。ラスパドーリはイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューの中で、チームの完成度に自信を示し、スクデットも夢ではないと豪語した。

「スクデット？ 無関心を装っていたら嘘つきになるけど、だからと言って強迫観念に駆られているわけじゃない。ストレスはないよ」

「僕たちはそれ(スクデット)に値するチームだ。達成するには、今季ここまでのコミットメントを大事にしなくてはならないね。自分たちに限界を感じないし、CLでは並外れた成果も残している」

一方、スクデットを目指す上での最大のライバルは昨季王者のミランと明言。中断期間までにつけた2位ミランとの勝ち点差「8」をキープしたいと語った。

「そういや僕の兄はミラニスタだっけな(笑) 最近はユベントスも復活しているけど、最も難しい相手はミランだ。それでも、8ポイント差は大きなアドバンテージだね。僕たちが有利な立場にいる。安心しちゃいけないけど、追いかける立場より、先を走っている方がずっと良い」