関心噂のクロップも大絶賛 「ベリンガムはW杯で並外れたプレーをした。間違いなく別格」

写真：Getty Images

リバプールのユルゲン・クロップ監督がドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)に口を開いた。

カタール・ワールドカップ(W杯)でさらに株を上げ、さらにビッグクラブから人気を博すベリンガム。マネーゲームの様相を呈する人気銘柄の争奪戦だが、移籍市場の噂における確度の高さで評判を呼ぶイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏からも関心を指摘されるリバプールもその一角と目され、動向が注目される。

そうしたなか、クロップ監督がイングランドに現る2003年生まれの新世代スターについて、「ジュードのような選手について話すとき、金の話をするのは好きじゃない。彼が別格であるのは誰もが認めるところだろうがね」と惜しみない賛辞を送ったようだ。イギリス『ガーディアン』がコメントを紹介している。

「フットボールを知らない人に彼が何歳かを尋ねても、誰もわからないはず。28歳tか、29歳と言うだろう。彼はW杯で並外れたプレーをした。間違いなく別格だ。彼が持つもの、良くしていけるもの、全部をひっくるめて、表現するなら『すでにできることは学び難く、改善できることは学びやすい」だね。彼は本当に良い選手だ」

「なんて言ったら良いだろうか。ドルトムントでブレイクしたときから、もう2、3年前からそう思っていた。(W杯の前から)もう知れ渡る存在だったが、(活躍が)金の面でどうなるかはわからない。彼のためを思うなら、金のことをあまり話さない方が良い。イギリス人の視点からもね。彼の成長を妨げるようなことはしちゃダメだ」