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若手アタッカー陣躍動の首位アーセナルが再開初戦で鮮やか逆転勝利! 軽傷抱える冨安健洋はベンチ外《プレミアリーグ》

超ワールドサッカー / 2022年12月27日 7時3分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第17節、アーセナルvsウェストハムが26日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-1で逆転勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋はベンチ外となった。

開幕から攻守に安定したパフォーマンスを披露し、2位のマンチェスター・シティと5ポイント差の首位でカタール・ワールドカップ中断期間に入ったアーセナル。

19シーズンぶりのリーグタイトル奪還へ力強い再スタートが期待されるボクシング・デー開催のリーグ再開初戦では、14位のウェストハムとのダービーに臨んだ。

アルテタ監督はこの重要な一戦に向け、負傷離脱中のガブリエウ・ジェズスの代役にエンケティア、左サイドバックにティアニーを配置した以外、W杯帰りの主力を軒並み起用し、開幕からのベストメンバーを揃えた。なお、冨安はハムストリング負傷の影響でベンチ外となった。

直近6戦無敗(5勝1分け)という相性の良さを知るホームチームが、自信をもって試合に入る。そして、開始5分にはウーデゴール、エンケティアとの連携からサカがゴールネットを揺らすが、ここはエンケティアのオフサイドを取られてゴールは認められず。

開始早々の先制はならずも良い立ち上がりとなったアーセナルは、[4-5-1]のコンパクトなブロックを敷く相手に対してサカとマルティネッリの両翼を起点に攻勢を続ける。13分にはボックス手前のジャカにシュートチャンスも、利き足とは逆の右足で放ったシュートはGKファビアンスキの好守に遭う。

立ち上がりから自陣深くに押し込まれるウェストハムだが、時間の経過と共に前がかる相手の背後を引っくり返す場面を散発的に作り出す。すると、エースの勇猛果敢な仕掛けが突破口を開いた。27分、背後への抜け出しを狙ったアントニオからボールを引き取ったボーウェンがボックス内へ侵入を試みると、DFサリバに足をかけられてPKを獲得。そして、キッカーのベンラーマが冷静にゴール左へ強烈なシュートを突き刺した。

一瞬の隙を突かれて先手を許したアーセナルはここから攻撃のギアを上げ、相手陣内でハーフコートゲームを展開。中央を徹底的に固める相手に対して、内と外を出し入れしながら焦れずに崩しを試みる。

ただ、ディフェンスラインに加えて、中盤フィルター役のライスが要所を締める相手の堅守攻略に苦戦。最後の局面でのコンビネーション、クロスの精度が合わず、決定機まで一歩手前という状況が続く。前半アディショナルタイムにはウーデゴールのシュートがボックス内のDFクレスウェルの手に当たったとの判定でPKが与えられるが、オンフィールド・レビューの結果、顔面ブロックと判定が覆り、前半の内に追いつくことはできなかった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半はオープンな立ち上がりに。開始直後にはソウチェクのスルーパスに抜け出したアントニオがボックス内に持ち込んでシュートを放つが、これはアーセナル守護神ラムズデールの好守に遭う。この直後にはトーマスが得意のミドルシュートを枠の右隅に飛ばすが、今度はハマーズ守護神ファビアンスキがファインセーブ。

前半からの揺さぶりが効いてきたか、ウェストハムの守備に少しずつ穴が生まれ始めると、ホームチームが誇る活きのいいアタッカーコンビが畳みかける攻めで一気に試合を引っくり返す。

まずは53分、相手陣内右サイドから内側へドリブルで運んだウーデゴールがボックス手前で思い切って左足を振ると、このグラウンダーシュートがボックス中央で浮いたサカへの絶好のラストパスにこれを収めたサカが冷静にゴール左隅へ流し込み、良い時間帯の同点ゴールとした。

続く58分にはバイタルエリアでライスを相手にうまくボールを収めたサカを起点に、ウーデゴール、ジャカと左に展開してボックス左に走り込むマルティネッリにボールが繋がる。そして、前半はクロス選択が目立ったブラジル代表FWは一瞬ニアを空けたGKファビアンスキの隙を見逃さず、左足のグラウンダーシュートをニア下に突き刺した。

この連続ゴールによって完全に試合の主導権を掌握したホームチームは、大興奮のスタンドの熱烈な声援に後押しされて攻め立てる。

すると69分、ボックス付近でのマルティネッリ、ホワイトの絶妙なキープからウーデゴールのラストパスがボックス右のエンケティアの足元に入る。巧みな反転でDFケーラーを振り切った背番号14は右足のシュートを逆のサイドネットに突き刺し、ジェズスの代役が待望の今季リーグ戦初ゴールを挙げた。

この3点目でウェストハムの心を折ったアーセナルは、引き続き積極的にゴールを目指しつつ、うまくゲームをコントロール。さらに、今後の過密日程を睨んでティアニーとマルティネッリを下げてジンチェンコ、ファビオ・ヴィエイラの投入で試合を締めにかかる。

その後、後半アディショナルタイムにはフォルナスに強烈なミドルシュートでゴールを脅かされたものの、これを守護神ラムズデールの好守で凌いだアーセナルが、レジェンドであるアーセン・ヴェンゲル氏も観戦に訪れたダービーを3-1の逆転で制し、再開初戦で4連勝を飾った。

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