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会長&技術委員長が語った森保一監督の続投決定プロセス 「新しい景色を見るために一番ふさわしい監督」

超ワールドサッカー / 2022年12月28日 20時15分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

森保一氏の日本代表監督続投について、田嶋幸三会長と反町康治技術委員長がその流れを説明した。

先のカタール・ワールドカップ(W杯)でもベスト8の壁に跳ね返されたものの、グループステージではドイツ代表、スペイン代表という優勝経験国を連破して首位突破した森保ジャパン。後任を巡っては外国籍指導者の名も浮上したが、最終的にカタールでの手腕が評価され、森保監督の続投が決まった。

その旨が28日にリリースされ、同日の会見に森保監督とともに出席した田嶋会長と反町技術委員長。田嶋会長は冒頭、決め手を明かした。

「(カタール大会でも)ベスト8の新しい景色を見られなかったが、その景色を見るために一番ふさわしい監督であること、そこが一番のポイントだった。また、日本サッカー界、日本社会に対する影響をポジティブに与えたことだけでなく、国際的に日本サッカーの地位を高めてくれたこと、様々なことを評価した」

その上で、話は契約にも及び、「期間は次期W杯まで」。さらに、その後の質疑応答で質問されるのを想定して、もう少し契約の内容に踏み込んだ。

「契約についてはベスト16の日本代表監督、そしてこれからベスト8を目指す、その次を目指す日本代表チームの監督としてふさわしい、世界的に見ても恥ずかしくない額で契約することとした」

「それは日本サッカーの指導者の地位向上にも繋がると思う。これから3年6、7カ月にわたる長い旅をしっかりと一緒に戦っていけるよう協力したい。理事会で、全会一致で決まったことを報告させてもらいます」

そして、反町技術委員長は選任と評価をフェーズ分けした資料を用い、日本代表の歴史でも前例なきW杯後の続投となる森保監督の任命に至った経緯を説明した。

「臨時の技術委員会で総意として森保監督をサムライブルーの監督に推挙するという形で理事会に助言させていただいた。その結果として、理事会の方で決議されたということ。ここでどういう形で簡単に説明させていただきたい」

「技術委員会は強化部会が原案を作成して技術委員会に提出する形をとっている。強化部会の強化部会会長は私で、強化部会の皆様と10月24日、W杯本大会後の12月8日に部会を開いて、原案等の作成は私に一任するという形だった」

「技術委員会は9月から、ここ3年と何カ月における代表活動の総括も含めて話し合いをしてきた。そして、これからについては特に9月からかなりの時間をかけて話し合い、監督適正要件の原案作成、決定、候補者に関する意見交換を技術委員会の方でさせていただいた」

「その結果、監督適正要件に基づく候補者の選定および交渉、選考による一本化を森保監督にさせていただいた。監督選定、交渉は委員長および、田嶋会長が指名するもので、岡田(武史)副会長を含め、3人で話し合い、本日の理事会前に技術委員会で説明した後、上程した」

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