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モナコが17歳新星ベン・セギルのデビュー弾2発で再開初戦勝利! 南野拓実はPK奪取も前半のみの出場に《リーグ・アン》

超ワールドサッカー / 2022年12月29日 2時57分

写真:Getty Images

リーグ・アン第16節、オセールvsモナコが28日にアベ・デシャンで行われ、アウェイのモナコが2-3で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は先発出場し、前半終了までプレーした。

マルセイユとの上位対決に敗れてリーグ6位でカタール・ワールドカップ中断期間に入ったモナコ。約1カ月ぶりに再開された2022年ラストゲームでは17位のオセールとアウェイで対戦した。

この再開初戦ではW杯帰りの南野が左サイドハーフで先発起用となり、ディザジとフォファナのフランス代表コンビはベンチスタートも、エンボロやヤコブスがスタメンに入った。

立ち上がりからボールの主導権を握るモナコだが、相手のコンパクトな[4-5-1]の守備に苦戦。南野はサイドに張ることなく中央やライン間でボールを受けながら2トップとの連携を試みるが、チーム全体の機能不全もあって存在感を示せない。

20分過ぎにようやくオセールにファーストシュートが生まれるなど、クローズな展開が続く中で半ば過ぎにスコアが動く。ボックス内での競り合いでPKを獲得したオセールは、キッカーのニアンが冷静に中央に蹴り込んで30分の先制点とした。

一方、失点直後のカマラの直接FKでようやくファーストシュートを放ったモナコは、攻撃が停滞したまま前半終了かに思われたが、ボックス内で足元にボールを収めた南野がDFメンサーのファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのベン・イェデルが冷静に決め切って前半の内に追いついた。

1-1のイーブンで後半に臨んだモナコだが、やはりクレメント監督は攻撃面の出来に満足しておらず、ハーフタイムに3枚替えを敢行。その中で南野はベン・イェデルと共にベンチへ下げられ、代わってゴロビンやフォファナという主力が投入された。

すると、ハーフタイムの修正と共にこの選手交代が完璧に嵌る。58分、カウンタープレスからゴロビンがボックス手前でパスカット。カマラとのパス交換からボックス左に走り込むベン・セギルに絶妙なラストパスを送ると、リーグデビューの17歳MFが左足のシュートをゴール右隅に流し込み、値千金のデビュー戦ゴールとした。

17歳の新星の活躍で試合を引っくり返したアウェイチームは以降も危なげなく試合をコントロール。だが、68分にはオセールの左CKの場面でクリアをし損ねたフォファナのオウンゴールで追いつかれてしまう。

その後、ディザジとヴァンデウソンと主力をピッチに送り込んだモナコだが、追いつかれて以降は中盤での細かいミスが目立つなどリズムを掴み切れない。だが、ゴロビンと共に後半の攻撃を牽引していた新星がまたしても決定的な仕事を果たした。

85分、自陣ボックス付近からのロングカウンターでボックス手前左でボールを受けたベン・セギルが複数のDFを前にカットインを仕掛けて右足を一閃。ブレ球気味となったシュートがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さった。

そして、ベン・セギルの2点目を今度こそ守り切ったモナコがオセールとのシーソーゲームを3-2で制し、再開初戦を白星で飾ると共に2022年を勝利で締めくくった。

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