ネイマール退場もムバッペが劇的PK弾、10人のPSGが辛勝で6連勝《リーグ・アン》

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマンは28日、リーグ・アン第16節でストラスブールをホームに迎え、2-1で競り勝った。ストラスブールのGK川島永嗣はベンチ入りしなかった。

5連勝でW杯中断に入った首位PSG(勝ち点41)は、悲願のW杯戴冠を果たしたメッシが休養のため欠場。惜しくも連覇を逃したムバッペがネイマールと共に先発となった。

19位ストラスブール(勝ち点11)に対し、立ち上がりからボールを握ったPSGは15分に先制する。左サイドからのネイマールのFKをマルキーニョスがヘッドで合わせた。

その後はギアが上がりきらなかったPSGは思うように好機を作れず。30分のピンチではGKドンナルンマが好守で凌いだ中、1点のリードで前半を終えた。

しかし迎えた後半開始6分に追いつかれる。ヴェッラッティのバックパスミスを突かれ、クロスのディフレクトがそのままゴールに吸い込まれた。

失点直後、ムバッペに好機があったPSGだったがGKの好守に阻まれると、62分に退場者を出してしまう。ネイマールがボックス左に侵入したプレーでDFに倒されたかに思われたが、主審はシミュレーションを取りイエローカードを提示。直前に1枚貰っていたネイマールは退場となった。

10人となったPSGが引き続き押し込む展開とした中、攻めあぐねる厳しい状況だったが、試合終了間際の追加タイム3分にムバッペが大仕事。ボックス左に侵入したところでDFに倒されてPKとなった。

このPKをムバッペが決めたPSGが勝ち越しに成功。苦しみながらも連勝を6に伸ばした。