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大激戦制した四学香川西が2回戦へ! 山形県勢16年ぶり勝利目指した羽黒を逆転で下す【高校サッカー選手権】

超ワールドサッカー / 2022年12月29日 16時4分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

第101回全国高校サッカー選手権大会の1回戦、羽黒高校(山形)vs四国学院大学香川西高校(香川)が29日にNACK5スタジアム大宮で行われ、四学香川西が3-2で勝利。31日に行われる2回戦への進出を決めた。

山形県勢として2006年以来16大会ぶりの1回戦突破を目指す羽黒は2大会連続9回目の出場で、対する四学香川西は4大会ぶり12回目の出場となった。

試合はキックオフから四学香川西が積極的に相手陣内へ攻め込む。前半2分、四学香川西は右CKをゴール前の山西憂斗が頭で合わせるも、惜しくもゴール左に外れる。

羽黒もすかさず攻勢をかけ、前半4分に左CKを獲得。緩やかな軌道を描いたボールに対し、ファーサイドの競り合いを四学香川西がクリアしきれず、ボールがゴール正面に。最後はルーズボールを小西謙吾が頭でねじ込み、幸先良く先制点を決めた。

前半16分にも羽黒にチャンス。右サイド深い位置からクロスが上がると、ボックス中央左寄りでボールを拾った田中美登が左足シュート。GK三谷虎大朗に弾かれたボールを成田藍士が右足で流し込もうとするも、GK三谷の連続セーブに遭い、追加点とはならず。

1点ビハインドの四学香川西は前半20分に決定機。ボックス右端でDFラインの背後をとった橋田璃大が中央へ折り返し、ファーサイドを走り込んだ菊池亜門が左足ダイレクトでシュート。流し込むだけだったが、ステップが合わず、枠を捉えきれなかった。

両チームとも果敢に攻め込み、互いに多くの決定機が生まれたなか、32分に四学香川西が待望の同点ゴール。辻本海琉の右CKをキャプテンの福平太一が頭で合わせた。

直後の前半36分にはすぐさま逆転。再び辻本が右CKをゴール前に送り込むと、ゴール前での混戦から最後は小島大空の右足に当たってネットへ。ラッキーな形ながらも、同点とした勢いそのままに逆転に成功した。

四学香川西の1点リードで折り返した後半も互いに攻撃の手を緩めず、前半同様にインテンシティの高い展開が続く。だが、どちらもフィニッシュワークの精度を欠き、四学香川西は追加点が、羽黒は同点ゴールが遠い。

だが、四学香川西に待望の追加点が生まれる。後半18分、右サイドの荒井晴太がゴール前にアーリークロスを送るも、ボールは羽黒GK梅野晃成の正面に。だが、梅野がボールを弾いた先には伊藤俊介。足下に転がってきたボールを冷静にネットへ流し込んだ。

四学香川西のリードが2点に広がり、落ち着いた展開になるかと思われたが、そうはならず。後半25分、羽黒は佐藤聡汰郎が左サイドからクロスを上げ、走り込んだ小西が頭で合わせる。ヘディングシュートは右ポストに阻まれるも、ゴール正面で反応した稲葉皓己が右足を一閃。羽黒が1点差に詰め寄る。

羽黒は1点差とした勢いそのままに同点を狙うも、四学香川西の集中した守備に手を焼き、試合は最終盤へ。後半40+2分にはクロスバー直撃のシュートを放つなど、最後まで粘りを見せたが及ばず、最終スコア2-3で試合終了。4大会ぶり出場の四学香川西が前橋育英高校との2回戦に駒を進めた。

羽黒高校 2-3 四国学院大学香川西高校
【羽黒】
小西謙吾(前4)
稲葉皓己(後25)
【四学香川西】
福平太一(前32)
小島大空(前35)
伊藤俊介(後18)

◆1回戦第2試合結果
羽黒高校(山形) 2-3 四国学院大学香川西高校(香川)
北海高校(北海道) 1-1(PK 5-6) 国見高校(長崎)
松本国際高校(長野) 1-2 米子北高校(鳥取)
盛岡商業高校(岩手) 2-1 帝京第五高校(愛媛)
鹿島学園高校(茨城) 2-1 龍谷高校(佐賀)
聖和学園高校(宮城) 2-0 大分高校(大分)
丸岡高校(福井) 1-1(PK 6-5) 高知高校(高知)

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