「無駄なことに時間を割きたくない」ムバッペ、E・マルティネスの下劣パフォを完全無視

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペが、問題となっているアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスに言及した。

アルゼンチン代表の優勝で大団円を迎えたカタール・ワールドカップ。しかし、アルビセレステを優勝に導く活躍を披露したエミリアーノ・マルティネスは、今もなお尾を引く問題を起こしてしまった。

決勝のPK戦で相手のシュートを止めた際、煽るような動きで挑発。さらには試合後の授賞式において、ゴールデングローブ賞のトロフィーを股間に当てる下品なパフォーマンスが非難を浴びることになった。

それだけにとどまらず、試合後のロッカールームで「ムバッペに黙とうを」と唱える同選手の映像が出回ると、アルゼンチン国内で行われた優勝パレードでは、ムバッペの顔写真を貼り付けた赤ちゃん人形をファンから渡され、満足気に掲げる暴挙に。

数々の問題行動には方々から非難の声が噴出しているが、渦中の人物であるムバッペがついに開口。しかし、全く気にしていない様子で、シーズン後半戦に目を向けたコメントを残した。

「僕には関係のないことだ。馬鹿なことに費やしている時間はない」

「重要なのはクラブのためにベストを尽くすこと。僕たちはレオのカムバックを待ち、彼が得点して勝利をもたらしてくれること望んでいる」

「彼にはおめでとうと祝福したよ。一生に一度の機会だ。僕にもそのチャンスはあったはずだけど、そこに至ることはできなかった。だから僕は良いスポーツマンであり続けなければならない」