レスター撃破のカギは試合の入り！ クロップ「エネルギッシュなスタートが必要」

写真：Getty Images

リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、レスター・シティ撃破に向けて試合の入りを重要視している。

リバプールはプレミアリーグ再開初戦となった26日のアストン・ビラ戦を3-1で勝利し、年末年始の超過密日程を白星でスタートした。

その一戦から中3日で行われる2022年最終戦では元指揮官ブレンダン・ロジャーズが率いるレスターとホームで対峙する。

この一戦に向けた公式会見に出席したクロップ監督は、アストン・ビラ戦同様にアグレッシブな試合への入りが勝利のカギを握ると考えている。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

「今の我々の立場は(順位表における)追跡者だ。我々は間違いなくチェイシング・ムードを持っている。我々の前に立ちはだかるすべての相手にとって、とても居心地の悪い存在にならなければならない、そういうものなんだ」

「アストン・ビラ戦はハイインテンシティなゲームだったが、個人的に試合への入り方が良かったと思っている。今シーズンの多くの試合とは異なるように見えたはずだし、それはとても重要だった。したがって、今回もエネルギッシュなスタートが必要だし、試合を通じてそれを継続しなければならない」

「レスターも(再開後)最初の試合を行ったが、試合のスタートがうまくいかなかった。ニューカッスルのインテンシティは非常に並外れたもので、あの日のレスターはそれに対処できなかった」

「だが、ブレンダンは傑出した監督であり、レスターには素晴らしいプレーヤーがたくさんおり、彼らは我々に対して完全に異なったやり方を試みてくるはずだ。我々はそのことを認識しておかなければならない」

「個人的にはタフな試合、反応、あらゆる種類のことを想定している。彼らはゲーム中にシステムを変更するし、特定のシステムの準備が少し難しくなる。彼らは5バックでプレーし、[4-2-3-1]でもプレーしたが、このゲームでは中盤をダイヤモンドに変更し、その瞬間により安定しているように見えた。ブレンダンは再びそれを行うことを決断するか? それは分からない」

また、レスター戦に向けた最新のチームニュースではビラ戦から負傷者に関する新たな情報はないものの、フランス代表としてカタール・ワールドカップ決勝を戦ったDFイブラヒマ・コナテの復帰を示唆している。

「(ビラ戦の)試合後に新たな負傷の問題はなく、イブ(コナテ)以外に復帰するプレーヤーはいない」

「彼は現在、我々と一緒にトレーニングを行っており、起用できるようになるはずだ。そことは現時点でポジティブだが、タフな試合になることは分かっているよ」