W杯決勝の悔しさはいまだ晴れず、ムバッペ「永遠に受け入れられないね」

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペがいまだに残る悔しさを語った。フランス『RMC sport』が伝えている。

18日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)決勝でアルゼンチン代表と相まみえた前回王者のフランス。ムバッペがハットトリックの大活躍を見せ、120分で3-3と大会史に残る熱戦となったが、惜しくもPK戦で敗れて連覇を逃した。

ショッキングな結果でカタールの地を後にすることとなったムバッペは驚くことに決勝から3日後の21日にはPSGに合流。28日に行われたリーグ・アン第16節のストラスブール戦では先発すると、終了間際に決勝点となるPKを決め、2-1での勝利に大きく貢献した。

W杯決勝の悪夢を払しょくするようなパフォーマンスを示したムバッペだが、試合後には「個人的に決勝の敗戦は、永遠に受け入れられないね」とコメント。味わった悔しさを消化できてはいないようだ。

その一方で、「代表で何が起ころうとも、PSGは別格であり、すべてのトロフィーをこの街に持ち帰るという決意は変わらない」と、クラブでの活躍に向けたモチベーションは非常に高い様子。W杯得点王にも輝いたストライカーの次なる功績は、自身にとってもクラブにとっても悲願となるチャンピオンズリーグ(CL)制覇となるだろうか。