ハーランドが2戦連発もシティは不調エバートンに痛恨ドロー《プレミアリーグ》

写真：Getty Images

マンチェスター・シティは12月31日、プレミアリーグ第18節でエバートンとホームで対戦し、1-1の引き分けに終わった。

28日に行われたリーグ再開初戦のリーズ・ユナイテッド戦を白星で飾ったシティは、その試合の先発からギュンドアンをベルナルド・シウバに変更した以外は同じメンバーを採用した。

公式戦4連敗中の16位エバートンに対し、シティは11分に最初のチャンスを創出。デ・ブライネのスルーパスからボックス内に侵入したハーランドがボックス左深くまで切り込みシュート。やや角度のないところで放ったシュートは左サイドネットに外れた。

その後もポゼッションで圧倒するシティは24分、ボックス右でパスを受けたマフレズが縦の突破から折り返しを供給すると、中央のハーランドがワンタッチで流し込み、先制に成功した。

シティは先制した後も試合をコントロールすると、前半終了間際の44分にはバイタルエリア右で獲得したFKからゴール前に抜け出したストーンズがダイビングヘッドでゴールに迫ったが、これは右ポストを直撃しに嫌われた。

迎えた後半は立ち上がりから膠着状態が続く中、シティはこの試合初めてのピンチで失点する。64分、中盤でのパスカットからショートカウンターを受けると、グイエのパスで左サイドを突破したグレイがボックス左から侵入。オーバーラップしたミコレンコを囮に相手DFのマークを外すと、狙いすましたコントロールショットをゴール右に突き刺した。

追いつかれたシティは82分、敵陣でのボール奪取からエバートンゴールへ波状攻撃を仕掛けると、ゴール前でこぼれ球を拾ったマフレズに決定機が訪れたが、シュートはGKピックフォードの好セーブに阻まれた。

勝ち越しを狙うシティは、87分にグリーリッシュ、ベルナルド・シウバ、ルイスを下げてフォーデン、アルバレス、ギュンドアンを投入する3枚替えを敢行。試合終盤にかけてもシティは猛攻を仕掛けたが、最後までエバートンの集中した守りを崩せず。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。不調のエバートン相手に勝ち点を取りこぼしたシティは、首位アーセナルとのポイント差を詰め切れず、次節は強豪チェルシーとのビッグマッチに臨む。