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最期は古巣のサントスの本拠地で…一般参列者も最後の別れ、ペレ氏の葬儀が執り行われる

超ワールドサッカー / 2023年1月3日 10時45分

写真:Getty Images

12月29日に82歳で他界した“サッカーの王様”ことペレ氏の葬儀が執り行われた。

ここ数年、腎臓と前立腺の問題を抱えていたペレ氏は、11月29日にサンパウロのアルバート・アインシュタイン病院に入院。ガンの治療のためだったが、化学療法も効果がないことが分かり、終末期緩和ケア病棟で痛みを和らげるための処置を受けているとされていた。

しかし、29日に死去。病院は以前の臨床状態に関連した結腸癌の進行の結果、複数の臓器の不全が原因」と報告していた。

多くのサッカー関係者から追悼のメッセージが届いた中、2日にかつて所属したサントスが葬儀について発表した。

ペレ氏の棺はサントスの本拠地であるエスタディオ・ウルバーノ・カルデイラのピッチの中央に設置されたテントの中に安置され、親族、家族が涙することに。また、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長らも駆けつけた。

また、一般の方も参列が可能。3日の午前10時ごろまで24時間にわたり行われ、その後はサントスの通りをパレード。そして埋葬されるという。

“ペレ”として知られているエドソン・アランテス・ド・ナシメント氏は、15歳の若さでサントスでプロデビュー。17歳のときにはスウェーデンで開催された1958年ワールドカップ(W杯)で優勝に貢献した。

さらに、1962年のチリW杯、1970年のメキシコW杯でもセレソンを優勝に導き、男子選手として唯一のW杯3度の優勝を達成。

また、サントスとニューヨーク・コスモス、ブラジル代表での21年間のキャリアを通じて、1363試合に出場し、1281ゴールという世界記録を打ち立てた。

卓越したアスリート能力、テクニック、独創性を併せ持ったメガクラックは、その親しみやすい素晴らしい人柄を含め、今日のサッカー界の礎を築いた文字通りのレジェンドだった。

【動画】ペレ氏の通夜の様子…最期の別れを惜しむ人々





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