三笘の2戦連発弾！敵地で4ゴールを奪ったブライトンが不調エバートンに快勝《プレミアリーグ》

写真：Getty Images

三笘薫に所属するブライトン＆ホーヴ・アルビオンは3日、プレミアリーグ第19節でエバートンとアウェイで対戦し4-1で勝利した。三笘は78分までプレー、14分にゴールを記録している。

直近のアーセナル戦で2試合ぶりの黒星を喫した10位ブライトンは、その試合からスタメンを4人変更。トロサールやララナ、ランプティらに代わりファーガソン、カイセド、フェルトマンらをスタメンで起用。前節ゴールを挙げた三笘は左MFで3試合連続のスタメンとなった。

公式戦6試合勝利のない16位エバートンに対し、ブライトンは5分に最初のピンチを迎える。セットプレーの二次攻撃からボックス左に流れたキャルバート＝ルーウィンが折り返しを供給。これを受けたイウォビが決定機を迎えたが、シュートはGKロベルト・サンチェスが左手一本で弾き出した。

ピンチを凌いだブライトンは10分、右サイドからボックス深くまで仕掛けたマーチのクロスからファーサイドの三笘に決定機が訪れたが、ヘディンシュートは枠の上に外れた。

先制のチャンスを逃した三笘だったが、14分に再び決定機を迎える。カイセドのサイドチェンジを受けた三笘が左足のトラップでボックス内へ切り込むと、カットインから冷静にゴールネットを揺らした。

三笘の2戦連発弾で先手を取ったブライトンは、20分にもボックス左から侵入した三笘のクロスを中央のファーガソンが左足で合わせたが、これは左ポストに弾かれた。

以降は両チームとも決定機まで持ち込むことができず、前半はブライトンの1点リードで終了した。

迎えた後半、ブライトンは早い時間に追加点を奪う。51分、エストゥピニャンのパスからボックス左に侵入したサルミエントが縦に切り込み折り返すと、最後はファーガソンがゴールに押し込んだ。

幸先良く追加点を奪ったブライトンは、54分にもファーガソンのパスをボックス中央右寄りの位置で受けたマーチがカットインからゴール左へシュートを突き刺し、3点目。さらに57分には、グイエのバックパスをカットしたグロスがボックス内まで切り込みチップキックでゴールネットを揺らした。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、試合を締めにかかるブライトンは78分に三笘を下げてララナを投入。後半アディショナルタイムにグレイのPKで1点を返されたが、そのまま逃げ切りに成功したブライトンが4-1で勝利している。