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大津がPK戦制し2大会連続のベスト4進出!前橋育英はリベンジならず【高校サッカー選手権】

超ワールドサッカー / 2023年1月4日 14時28分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

4日、第101回全国高校サッカー選手権大会準々決勝の2試合が12時5分にキックオフした。浦和駒場スタジアムでは大津高校(熊本)が規定の80分を終えて0-0、PKスコア5-4で前橋育英高校(群馬)を下し、ベスト4進出を決めた。

夏のインターハイを制し2冠を目指す優勝候補の一角である前橋育英は、3回戦で昌平高校(埼玉)と対戦。先制を許しながらも逆転し、強豪校対決を制した。対する前回大会準優勝の大津は、3回戦で日本文理高校(新潟)と対戦。3-0で完勝を収め、8強入りを果たした。

前回大会と同じ日に同じカードとなった準々決勝は、強豪校同士の対戦らしく一進一退の攻防が続いたが、最初に決定機を作ったのは大津。香山太良がサイドから仕掛けると、最後はボックス内で山下基成がシュートを放ったが、これは枠から外れた。

大津が小林俊瑛のポストプレーを起点とした分厚い攻撃を見せる一方、前橋育英も高足善や大久保帆人のドリブルを交えたカウンターを仕掛けるが、お互いに集中した守りを見せ決定機までは持ち込ませない時間帯が続く。26分にはボックス内に進入した前橋育英の高足がシュートを狙うが、枠内を捉えることはできなかった。

徐々に前橋育英がボールを握りゴールに迫る時間帯を作ると、ハーフタイム直前の38分にはボックス内で青柳龍次郎がボレーシュートを放つも大きく枠外へ。お互いに相手の守備を崩すところまでは至らず、ハーフタイムとなった。

後半も引き続き拮抗した展開が続く中で、前半終盤と同様に前橋育英がペースを握り始めたが、57分にアクシデントが発生。小池直矢が後ろからのタックルでこの試合2枚目のイエローカードを貰い、退場となった。

数的有利となった大津は67分に後方からのロングボールで一気に前進すると、右サイドからのクロスに反応した山下がヘディングシュート。これはGK雨野颯真がファインセーブで防ぎ、事なきを得た。攻勢を仕掛ける大津に対して前橋育英も完全に守備には入らず、堀川直人が強烈なシュートでゴールを狙うなど、得点への意欲を見せる。

終盤にかけては押し込む大津とカウンターを狙う前橋育英という構図が明確になるが、両者とも最後まで守備陣が集中を切らさず。80分では決着がつかず、PK戦にもつれ込むことになった。

PK戦は先攻である前橋育英の2人目、山内恭輔が失敗。後攻の大津は5人全員が成功し、2大会連続でベスト4進出を決めた。

なお、準決勝の2試合は7日に行われ、大津は東山高校(京都) vs 日体大柏高校(千葉)の勝者と対戦する。

前橋育英(群馬) 0-0[4 PK 5] 大津(熊本)

◆他会場の準々決勝試合結果
佐野日大(栃木) 0-4 岡山学芸館(岡山)

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