C・ロナウド獲得報道も、ニューカッスル指揮官は明確に否定「彼の幸せを願うが、噂は真実ではない」

写真：Getty Images

ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得を否定した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

C・ロナウドは2021年夏にユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに復帰したが、今夏にチャンピオンズリーグ(CL)出場を熱望し移籍先を模索。結局チームにとどまることになったが、エリク・テン・ハグ監督の下で序列が低下。その後、インタビューでクラブや指揮官への批判を展開し、昨年11月に契約解除となった。

その後はさまざまなクラブが移籍先として浮上したが、12月31日にサウジアラビアのアル・ナスルが獲得を公式発表。1億7700万ポンド(約280億円)の年俸を受け取るのと引き換えに、C・ロナウドは欧州の舞台から去ることになった。

一方で、スペインメディアなどからは、サウジアラビア資本であるニューカッスルが来シーズンのCL出場権を得た場合、レンタルでC・ロナウドを獲得する予定だと報道。驚きの形で、CLへのカムバックを果たすだろうと伝えられていた。

しかし、実際には現在プレミアリーグで3位と好調のニューカッスルに、C・ロナウドを獲得するプランはないようだ。ポルトガル代表のスターを獲得する可能性はあるかと尋ねられたハウ監督は、明確に否定している。

「私はクリスティアーノが幸せであることを願っている。だが、我々の立場から言えるのは、(獲得の噂は)真実ではないということだ」

なお、C・ロナウド本人も加入の記者会見で「ヨーロッパでの仕事は終わった」と発言しており、今後欧州リーグでプレーする姿を見ることはなさそうだ。