インテル、ジェコとの契約延長に暗雲... 36歳にして今季のチーム最多スコアラー

写真：Getty Images

インテルは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ(36)との契約延長交渉が難航しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

4日に行われたセリエA再開初戦、首位ナポリとの大一番で決勝ゴールを叩き込んだジェコ。3月には37歳となる大ベテランだが、今なお衰え知らずの存在感を発揮し続けている。

ナポリ戦の一撃を含め、今季は公式戦22試合で10得点。ラウタロ・マルティネスやロメル・ルカクといった豪華なストライカーがひしめくインテルにおける最多スコアラーとして君臨しており、昨年の段階から首脳陣らが契約延長に熱心だと伝えられていた。

以前には合意が近いとの観測が広がるも、実際には難航している模様。財政難のインテルは年俸ダウンを前提として来季の新契約を提示したものの、ジェコはこれに難色。現行契約と同じ条件でなければサインしない構えだという。

とはいえ、退団を考慮しているわけではなく、希望はあくまでインテル残留。交渉の行方はシーズンが終わるまで持ち越される見込みとのことだ。