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東山がPK戦で大津を下し初の決勝進出!準々決勝に続きGK佐藤がヒーローに【高校サッカー選手権】

超ワールドサッカー / 2023年1月7日 16時45分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

7日、第101回全国高校サッカー選手権大会の準決勝第二試合、東山高校(京都) vs 大津高校(熊本)が国立競技場で行われ、1-1で既定の90分を終了。PKスコア4-2で東山が勝利し、決勝進出を決めた。

準々決勝では日本体育大学柏高校(千葉)をPK戦で下して初のベスト4入りを果たした東山。一方、前回大会準優勝の大津も、準々決勝の前橋育英高校(群馬)戦を含め、2度のPK戦の末にここまで勝ち上がってきた。

総じて押し込む時間を作ったのは東山。中盤ではテンポよくパスをつなぎ、最終局面では積極的に仕掛ける姿勢を見せると、北村圭司朗が独力で左サイドを突破し、角度のない位置からゴールを脅かした。

我慢の時間が続いた大津は、空中戦のコンタクトで小林俊瑛が鼻から出血。ただ、キャプテンは動じることなくプレーを続け、28分にはロングカウンターからフィニッシュを見せる。

35分には東山に最大の決定機が到来。高い位置でのボール奪取から松橋啓太のクロスに豊嶋蓮央が頭で合わせたが、わずかにポストの右へ。すると、難を逃れた大津が少ないチャンスを生かして試合を動かす。

39分、香山太良が小林とのワンツーで左のハイサイドを陥れると、スピードのあるクロスに合わせたのはボランチの一角・井伊虎太郎。センターバックの背後へタイミングよくフリーで顔を出し、丁寧に蹴り込んだ。

先制を許し、ビハインドで折り返すこととなった東山だが、後半もセットプレーを絡めてチャンスを創出。攻勢が実ったのは63分だった。右からのCKがニアで触れられてファーへ流れると、松橋が収めて押さえの利いたコントロールショット。ゴールカバーに入った大津MF田原瑠衣を上回ってネットを揺らした。

以降は東山の時間が続き、またも耐える時間が続く大津だったが、苦しい展開をしのいでCKから碇明日麻がヘッド。さらには、途中出場の岩崎大翔が強烈なシュートを見舞うも、準々決勝でも存在感を発揮した東山のGK佐藤瑞起がビッグセーブを連発し、ゴールを奪えない。

対する東山はロングスローのこぼれ球に反応した真田蓮司が左足を振るも、クロスバーに。果敢に次の1点を目指した両チームだったが、勝ち越しのゴールは生まれず、1-1のまま既定の90分を終了。試合はPK戦に突入した。

PK戦では後攻の東山GK佐藤が大津の2人目、4人目のキックを見事にストップ。決めれば勝利という4人目・松橋は落ち着いて成功し、東山が準々決勝に次ぐ2戦連続PK戦勝利で初の決勝進出を果たした。

この結果、決勝戦のカードは岡山学芸館高校(岡山)vs東山高校(京都)に決定。9日、国立競技場にて14時05分キックオフで行われる。

東山高校(京都) 1-1[PK4-2] 大津高校(熊本)
【東山】
松橋啓太(後18)
【大津】
井伊虎太郎(前39)

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